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糖質制限用のカップラーメンの糖質量は?美味しいの?

 

 今回紹介したいのは糖質制限用のカップラーメン「鶏白湯」と「ビーフコンソメ」です。

 まずは通常のカップラーメンはどれくらいの糖質量を含んでいるのかを見ていきましょう。

 日本で一番有名なカップラーメンは日清の「カップヌードル」でしょう。1食当たりの炭水化物は43.4gです。正確な糖質量は分かりませんが、普通サイズのカップ麺の食物繊維は2gくらいですので、糖質量は約40gです。

※炭水化物=糖質+食物繊維

 そして、「鶏白湯」と「ビーフコンソメ」の糖質量ですが、それぞれ11.7gと12.8gです。カップヌードルと較べると4分の1の糖質量ですが、内容量が違うので、正確な比較にはなりません。カップヌードルの内容量は77g、「鶏白湯」と「ビーフコンソメ」の糖質量はそれぞれ53gと54gです。

 カップヌードルには「カップヌードルライト」という量が少ない種類があります。内容量が53gですので、ロカボヌードルとほぼ同じです。そしてカップヌードルライトの糖質量は24.8gです。ロカボヌードルの糖質量が約12gですので、カップヌードルライトの半分です。

 この差の要因はなにか。ずばり小麦粉の量の違いです。めんの原材料の表示を見るとカップヌードルは「小麦粉」が一番前で、ロカボヌードルは「植物油脂」です(原材料は使用量の多いものから並んでる)。ロカボヌードルの方は小麦粉が3番目に並んでいます。この差が商品の糖質量に大きく関わっている訳です。小麦粉の糖質量は100g当たり70gを超えるので、いかに小麦粉の使用量を減らすかがロカボ商品の肝です。

[カップヌードルライト]
めん(小麦粉、植物性たん白、食塩、植物油脂、チキンエキス、ポークエキス、醤油、香辛料、たん白加水分解物)

[ロカボヌードル]
めん(植物油脂、植物性たん白、小麦粉、大豆加工品、卵粉、食塩、香辛料)

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ロカボカップラーメンの味は

 「鶏白湯」と「ビーフコンソメ」を一気に2種類食べましたが、合計の糖質量は24.5gです。2個食べても緩い糖質制限の上限値(糖質量:1食46g、1日140g)までは余裕があります。

 ロカボカップラーメンの味ですが、正直言うとカップヌードルの方が美味しいです。不味い訳ではないですが、ラーメンとしては味が薄い気がしました。ラーメンといえば「こってり」「味が濃い」というイメージがありますが、健康時には良い食品ではありません。味が濃いということは糖質や塩分が多いことを意味しますので。

 そう考えるとロカボヌードルは味は薄いけど、健康には良いと考えることもできます。ですので、ロカボヌードルは糖質制限のメニューとしては合格点です。糖質制限は痩せることだけが目的ではなく、いかに血糖値を上げないで健康でいられるかも需要なのです。

[参考記事]
「糖質制限で日清のカップラーメンは食べられるか?全種類を較べてみた」

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