糖質制限食が食べられるお店は全くと言っていいほどありませんが、東京には糖質制限食を売りにしているお店が何店舗かありますので紹介します(参考記事「糖質制限食が食べられるレストラン[京都編]」)。
①エピキュール
エピキュールはフレンチやイタリアンが混合した食事を提供しているレストランですが、糖質制限に対応した食事を出してくれます。
ホームページを見ると料理に何グラムの糖質が入っているのかが書いてあり、糖尿病の人でも安心して食べることができます。1皿の糖質量は3.7gや3.5gなどですので、1食の糖質が20g以下である「厳しい糖質制限食」としても食べることができます。
エピキュールのメニューではお肉、魚、野菜をメインに使っていることで糖質を低く抑えられているのです。
また、フレンチと言えばパンが付きものですが、エピキュールのパンは小麦粉に「ふすま粉」を20%混ぜているそうです。ふすま粉は小麦粉と較べて糖質の割合が7分の1と低く、その分、パンに含まれる糖質が少なくなります。小麦粉の100g当たりの糖質が70gくらいなのに対して、小麦ふすまの100g当たりの糖質は10gくらいです。
さらにこのお店のスゴイところは化学調味料、保存料を一切使わないで調理していることです。つまり、「健康的に痩せる」という目的にはもってこいのお店です。
②歓(ファン)
歓(ファン)は中華料理を提供していますが、全てが糖質制限食ではありません。糖質を制限しているのは「ダイエットランチ」のみです。内容はふすま粉のパンが2つ、杏仁豆腐、サラダ、スープ、日替わりメインメニュー(エビマヨなど)です。これだけの種類があって糖質が15gです。厳しい糖質制限食の1食当たりの糖質量が20g以下ですので、その範囲以内です。
やはり、パンにはふすま粉を使っていますね。普通の小麦粉を使っている場合にはロールパン1個で15gの糖質量になりますので、これだけでも歓(ファン)の「ダイエットランチ」と同じくらいです。こうやって比べるといかに「ダイエットランチ」の糖質量が少ないか分かります。
③ナチュラルダイエットレストラン NODO
日本ダイエット協会会長である戸田晴実さんが監修しているレストランです。このレストランは4品のコース料理を軸に料理を提供しているのですが、どのコースも「最高で糖質50g」と上限を設定しています。糖質量を50gに設定しているのは「緩い糖質制限食」を意識しているからだと思います。
緩い糖質制限食の糖質の範囲は1日70gから140g(1食23.3gから46.6g)ですので、糖質50gというのは「緩い糖質制限食の上限値」に近い数値です。
以下のランチメニューの場合はどのコースを選んでも糖質が約20gです。ランチメニューは厳しい糖質制限食でもいけてしまうほど糖質は少ないです。
④チャオベッラ
チャオベッラは糖質制限だけではなく、マクロビオティック、グルテンフリー、減塩料理に対応したコースがあり、かなりこだわりのあるレストランです。
上記のコースでは専属の栄養士がお客さん1人ずつに状況を聞いて、それに対応した料理を作ってくれます。素材にもこだわっていて、農薬を限りなく減らした有機野菜やより自然に近い形で育てられた牛や豚(抗生物質を使っていない)を使用しています。
糖質制限コースでは前菜、パスタ、メイン料理、デザートを全て食べても糖質量は30gです。
肉、魚類、乳製品、卵の動物性の食材を使用しないコースです。
前菜2品、パスタ、野菜料理、デザート、自家製天然酵母パン
コース全体で糖質量を約30gにしたヘルシーなコースです
前菜2品、パスタ、お魚又はお肉料理、デザート
減塩、もしくは塩分0でご用意致します(食品中のNA量を除く)
前菜2品、パスタ、お魚又はお肉料理、デザート、米粉パンチャオベッラより引用
⑤レストラン ファロ資生堂
レストラン ファロ資生堂はイタリア料理を提供していますが、糖質制限に対応しているコースがあります。1食の糖質量40gを上限に料理を提供してくれます。緩い糖質制限食の糖質量1食23.3gから46.6gという範囲以内です。
食事制限や健康維持などにより、糖質に気を配った食事をされている方々にも、ご家族や恋人と一緒に楽しくテーブルを囲んでいただけるコースです。旬の食材を取り入れながらも、1食あたりの糖質合計量を40gにおさえました。
美味しく食べて、内側から健康で美しくなっていただける月替わりのコースをぜひご賞味ください。
レストラン ファロ資生堂より引用
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