ハーゲンダッツといえば「値段が高いけど美味しい」というイメージがありますが、糖質はどれだけ含まれているのか。まず、基本的な知識として知ってほしいことはアイスクリームの栄養成分に「炭水化物」と載っていたら、それはほぼ全て「糖質」と考えてください。なぜなら、アイスクリームには食物繊維はほとんど入っていないからです。
[炭水化物の公式]
炭水化物=糖質＋食物繊維

　ハーゲンダッツの中で一番糖質が多い商品はパイントの「ラムレーズン」です(ミニカップの4倍の大きさ)。「ラムレーズン」の炭水化物の量は94.7gですが、この量は「吉野家の牛丼並(炭水化物95.1g)」とほぼ同じです。牛丼の場合には炭水化物のほぼ全てを白米の糖質が占めていますが、ハーゲンダッツのアイスクリームの場合には砂糖です。

[ラムレーズンの原材料]
クリーム、脱脂濃縮乳、砂糖、レーズン、卵黄、ラム酒、（原材料の一部に卵白を含む）

　一番糖質が少ない商品が「マカデミアナッツ(炭水化物18.8g)」です。これは「大人なガリガリ君レモン(炭水化物18.9g)」とほぼ同じ糖質です(参考記事「ガリガリ君全種類(29種類)の糖質を比べてみた」)。

　さて、ハーゲンダッツの商品は糖質制限食で食べることが出来るかどうかですが、糖質を10gくらいであればOKです。例えばミニカップの「バニラ」の場合には炭水化物が19.9gですので、約半分食べることが出来ます。緩い糖質制限食を食べている人は食事で糖質を最大130g、オヤツで10gという割合で摂ってください。

[糖質制限食の基準]
〇厳しい糖質制限の1日の糖質摂取量は60g以下(1食20g以下)
〇緩い糖質制限の1日の糖質摂取量は70gから140g(1食23.3gから46.6g)
〇日本人の1日の糖質摂取量は300g前後

[山田悟先生の糖質制限食の基準]
〇3食の食事で60gから120g、オヤツで10g
合計70gから130g

１
ラムレーズン
炭水化物94.7g

２
クッキー&クリーム
炭水化物93.9g

３
グリーンティー
炭水化物93.5g

４
バニラ
炭水化物86.2g

５
フルーツ コレクション (ブルーベリー・ラズベリーミルク・バナナ）
炭水化物
ブルーベリー16.3g
ラズベリーミルク16.9g
バナナ14.4g
計47.6g

６
クラシックコレクション（バニラ・ラムレーズン・グリーンティー）
炭水化物
バニラ13.6g
ラムレーズン14.9g
グリーンティー14.7g
計43.2g

７
ラバーズコレクション（バニラ・ストロベリー・クッキー&クリーム）
炭水化物
バニラ13.6g
ストロベリー14.6g
クッキー&クリーム14.7g
計42.9g

８
ハニー&ミルク（ヨーグルト仕立て）
炭水化物27.3g

９
キャラメルトリュフ
炭水化物26.3g

１０
ストロベリーバナナ
炭水化物25.8g

１１
レアチーズケーキ
炭水化物25.7g

１２
アルフォンソマンゴー＆クリーム
炭水化物25.3g

１３
チョコレートブラウニー
炭水化物24.7g

１４
ソルティバニラ＆キャラメル
炭水化物24.6g

１５
珈琲バニラ
炭水化物23.8g

１６
白桃
炭水化物22.0g

１７
クッキー&クリーム
炭水化物21.7g

１８
グリーンティー
炭水化物21.6g

１９
ストロベリー
炭水化物21.4g

２０
抹茶クランブル
炭水化物21.3g

２１
リッチカスタード
炭水化物20.8g

２２
キャラメルクラシック
炭水化物20.8g

 

２３
バニラ
炭水化物19.9g

２４
ロイヤルミルクティー
炭水化物19.6g

２５
チョコレートマカデミアナッツ
炭水化物19.6g

２６
タヒチバニラ
炭水化物19.4g

２７
マカデミアナッツ
炭水化物19.3g

２８
マカデミアナッツ
炭水化物18.8g