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どら焼きの糖質量は糖質制限食の1食分と同じ?

 

 今回はどら焼きの糖質量について見ていきましょう。どら焼きはお菓子ですので、当然糖質量は多いです。「日本食品標準成分表2015年版」によるとどら焼き100g当たりの糖質量は55.6gです。1個当たりのどら焼きの重さは65gですので、これで計算しなおすと糖質量は36.1gです。

 もちろん、この数値は平均ですので、上下に多少のブレはあります。私が買ってきたどら焼きは1個当たり38.1gの糖質量があります。重さが書いていないので、単純な比較はできませんが、あまり誤差はありません。

 糖質制限食の基準とどら焼きの糖質量を比べてみます。厳しい糖質制限では1日60g以下ですので、どら焼き1個だけで既に糖質量の半分を消化することになります。緩い糖質制限ではどら焼き1個で、緩い糖質制限1食分とほぼ同じです。もちろん、どら焼き1つで食事が終わるわけではないので、あくまでどれだけどら焼きの糖質量が多いのか、そのイメージを持ってもらうためです。

[糖質制限食の基準]
〇厳しい糖質制限の1日の糖質摂取量は60g以下(1食20g以下)
〇緩い糖質制限の1日の糖質摂取量は70gから140g(1食23.3gから46.6g)
〇日本人の1日の糖質摂取量は300g前後

 なぜ、どら焼きの糖質量はこんなにも多いのか。それは原材料名を見ると分かります。原材料名は量が多いものから並べているのですが、下の写真を見ていただけるとわかりますが一番前は「砂糖」です。続いて「小麦粉、水あめ、はちみつ」など糖質量が多い食材が並んでいます。

 どら焼きには当然ですが小豆が使われていますが、そのお陰で食物繊維は豊富に含まれています。乾燥小豆の100g当たりの炭水化物の量は58.7gありますが、そのうち食物繊維は17.8あります。茹でた小豆になると100g当たりの炭水化物の量は24.2gになりますが、そのうち食物繊維の量は11.8gになります。

 写真の商品には1個当たり3.5gも食物繊維が含まれていますが、成人が1日に摂るべき食物繊維の量が20gであることを考えると3.5gという量は決して少なくありません。

 どら焼きは糖質制限では残念ながら食べられませんが、チートデイを設けて、その日だけはどら焼きを食べるなんてことをしてもいいですね。私も今回、買ってきた関係上、1つだけいただきました(後は家族にあげました)。私の場合、いつも2食しか食べないので(2食の糖質量は100g以下)、どら焼きを1つ食べてもまだ糖質制限食の上限値は超えません。もし、どら焼きを食べる場合には私のように1食抜いて、代わりにどら焼きを食べるのもいいかもしれません。

注意※どら焼きはドラえもんが好きだから、「どら焼き」になったわけではありません。誤解している人は結構多いはず。私もそのおバカさんの一人です。

どら焼きの名は一般に、形が打楽器の銅鑼(どら)に似ることからついたという説が有力である。武蔵坊弁慶が手傷を負った際、民家にて治療を受けた。そのお礼に小麦粉を水で溶いて薄く伸ばしたものを熱した銅鑼に引き、丸く焼いた生地であんこを包み、振舞ったことが起源という。

ウイキペディアより引用

[参考記事]
「カカオ70%以上のチョコレート5つの糖質量を比べてみた」

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