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糖質制限でタンパク質を摂りすぎると問題があるの?

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糖質制限食では炭水化物の比率が低く、その代り肉、魚、大豆製品などのタンパク質を多く摂ります。
では糖質制限食(厳しい糖質制限食)と一般の食事ではタンパク質の比率(カロリーベースの比率)はどれだけ違うのか。
糖質制限食(厳しい糖質制限食)のタンパク質の比率は約30%であるのに対して、一般の食事では約15%です。
糖質制限では一般の食事より約2倍近く、タンパク質を多く摂っていることになります。
具体的には糖質制限食では1日に体重1kgに対してタンパク質を2g以上摂ります。
例えば体重が60kgの人であれば1日にタンパク質を120g以上摂ることになります。

タンパク質を多く摂っても大丈夫か

こんなに多くタンパク質を摂っても大丈夫か不安に思うかもしれませんが、アメリカでは問題視されていません。
以前のアメリカの糖尿病学会はタンパク質を摂りすぎると腎臓の機能が弱くなると言っていました。
今はタンパク質とそれに関連する研究が進んだことで、アメリカの糖尿病学会は「タンパク質の制限をしてはいけない」という180度転換した方針を2013年に発表しています。
つまり、タンパク質と腎機能は何も関係がないということです。
アメリカの糖尿病学会では糖質制限食も糖尿病の治療食として認めていますので、タンパク質が多い食事をしても問題はありません。

日本でも少しずつタンパク質に関する考えが変わりつつあります。
厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準2015」によると日本人のタンパク質摂取量は最大で1日60gほどです(以下の表を参考にしてください)。
しかし、タンパク質の「推奨量」は書いてありますが、「耐容上限量」は設定されていません。
なぜなら、タンパク質を制限することの医学的な根拠が証明できていないからです。
アメリカの糖尿病学会の見解も合わせて考えるとタンパク質の摂取量をそれほど気にすることはありません。

2016-05-05_095823

3─1.耐容上限量の設定  

たんぱく質の耐容上限量は、たんぱく質の過剰摂取により生じる健康障害を根拠に設定されなければならない。
しかし現時点では、たんぱく質の耐容上限量を設定し得る明確な根拠となる報告は 十分には見当たらない。
そこで、耐容上限量は設定しないこととした。

「日本人の食事摂取基準2015」より引用

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