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しらたきとコンニャクは糖質制限で食べても大丈夫?

 

 しらたきとコンニャクは原料が同じです。こんにゃくを麺状にしたのがしらたきです。コンニャクの色が黒いのは海藻を使って色を付けているからです。だた、これだけの違いです。

 しらたきもコンニャクもコンニャク粉(グルコマンナン)を使って作られています。コンニャクは里芋と同じ種類の芋です。通常は芋全般が糖質制限の禁止食材ですので、コンニャクの糖質量も多いだろうと思うところですが、かなり少ないです。実はコンニャク粉のほとんどが食物繊維なので、当然コンニャクの栄養成分のほとんどは食物繊維です。

 私が買ってきたコンニャクの100g当たりの炭水化物は2.5gです。「日本食品標準成分表2015年版」を見ると100g当たりの炭水化物は3.3gです。この中の3gが食物繊維ですので、糖質量は0.3gです。これはお肉や魚レベルの糖質量の少なさです。

 そしてカロリーも極微量ですが、その理由はコンニャクの成分の約96%は水分だからです。

 次に、私が買ってきたしらたきの炭水化物を見てみますとコンニャクと同じで100g当たりの炭水化物は2.5gです。「日本食品標準成分表2015年版」を見ると100g当たりの炭水化物は3gです。この中の2.9gが食物繊維ですので、糖質量は0.1gです。

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しらたきとコンニャクを糖質制限で食べる際の注意 

 当然、しらたきもコンニャクも糖質制限で食べても大丈夫です。ただし、コンニャクを食べすぎると腸閉塞になると言われています。100g程度の量であれば問題ないですが、500gから1000gほどの量を食べると危険ですので止めましょう。そして、量に関わらず良く噛んで食べること。

 もう一つ注意点があります。コンニャクやしらたきはかなりカロリーが低いです。ですので、いくら糖質量が少ないからといってコンニャクが主食になるくらい食べるとカロリー不足になります。確かに痩せるかもしれませんが健康的な痩せ方にはなりません。

 糖質制限ではカロリー制限のようにカロリーを減らす必要はありません。よく間違えがちなのが、糖質を減らすと同時に食べる量も減らしてしまうことです。「糖質制限をしているけど、すごく怠い、疲れる」という体験談を読みますが、これは食べる量を減らし過ぎなのです。

 何のダイエットでもそうですが、食べる量を極端に減らすと筋肉量が減ってきますので、基本は食べながら痩せることです。太りにくい体型を手に入れたいのであれば筋トレor運動をお勧めします。筋肉を付けることで基礎代謝が上がり、ダイエットを終えた後も太りにくくなります。筋トレと糖質制限は特に相性が良く、腹筋や腕立て伏せを継続しているとかなり筋肉が付きます。糖質制限では筋肉の原料になるタンパク質を多く摂るからです。

私は糖質制限+筋トレが習慣化していますが、細マッチョを超えて中マッチョくらいにはなっています。内容は腕立て伏せ20回×3、同時に腹筋ローラ30回×3、これを1日の中で行ないます。腕立てはやり過ぎると肘を痛めるので10回くらいでもOKです。

 コンニャクから話が逸れましたが、これで以上です。

[参考記事]
「麻婆豆腐は糖質制限で食べられるの?糖質0g麺と一緒に食べましょう」

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