糖質制限によって22キロのダイエットに成功した30代女性の体験記。
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私はこれまでの人生を良く言えばぽっちゃり、現実を見ればただのデブとして生きてきました。そんな私でもいいといってくれ、結婚した夫との間には二人の子宝にも恵まれましたが、この二回の妊娠は私の体重を更に増加させることとなりました。
二人目の出産後、さすがにこれではいけないと思い、ダイエットを決意、重い腰を上げて実行に移しました。今までも何度もチャレンジしてきたダイエットですが、きつい運動(ランニング)や、単なる食事量の制限といった方法では成功したことはありませんでした。
そんな私でも今回ダイエットを成功させることができたのは、糖質制限ダイエットでした。
私の糖質制限ダイエットの方法
まずはダイエットを行なっていた時の基本的な食生活をご紹介します。
●朝
冷奴、納豆、無糖のヨーグルト、前日の家族のために作った夕飯のおかず(糖質の少ないもの)
●昼
葉物の野菜サラダ、サラダチキンor肉や魚を焼いたもの、チーズ、大豆食品等
●おやつ
チーズ等の糖質の少ないもの
●夜
17時以降は基本的に食べない。どうしてもお腹が空いた時はチーズや肉、無塩のナッツ、カロリーゼロの炭酸飲料等でごまかす。
一番辛かったのは夕飯は基本的に食べないようにすることでした。ただ、これを実行できたことがダイエットの成功に大きく貢献したのではないかと思っています。
もちろん最初からゼロにしたわけではなく、少しずつ減らしていったのですが、慣れてくると逆に後は寝るだけなのにお腹がいっぱいの状態であることが気持ち悪くなってきて、次第に辛いとは思わなくなりました。
しかし、単に夕飯を抜くだけではいつか我慢ができずにリバウンドしてしまうと思ったので、夕飯を食べない分、お腹のすく朝とお昼は糖質の少ないものなら好きなだけ食べるようにしました。
また、最後の食事がお昼だけでは就寝までの時間が長いので、17時より前であれば、糖質の少ないチーズ等をおやつとして、量は制限せずに食べていました。
糖質制限ダイエットの結果と成功要因
33歳の私がこの生活を1年間続けて、二人目の出産直後には約79キロあった体重が、現在は57キロにまで落ちました(22キロの減量)。現在も維持できるよう同じ食生活を続けています。
この22キロの減量は私のダイエット人生でも初の結果です。授乳期というのもあり、年齢の割に普段よりも体重が落ちやすかったのも成功要因の一つだと思います。
二つ目は糖質を減らすことと食べる時間に注意すること、この2つに注意すれば食べる量を抑える必要がなかったこと。
三つ目は毎日体重を計ること。我慢できずにたくさん食べてしまった翌日、どのくらい体重が増えたか?を確認し、繰り返さないように反省をします。たまに多く食べて少し体重が増えても、翌日今まで通りの食事をすれば影響がないことが分かりました。焦って食事の量を減らしていたらかえってダイエットに失敗をしていたと思います。
食生活を目標体重を達成した後もすぐにやめるのではなく、習慣化することでリバウンドを防ぐこともできています。
ただし、、、
体重は減りましたが、その後行なった健康診断ではコレステロールの値が少しだけ上昇していました。それがなぜなのかは専門家ではないのでここで説明することはできませんが、それでも基準値の範囲内ですので問題はないです。
そしてHDLコレステロールとLDLコレステロールの比率も1.5以下ですので安心しています。
HDLコレステロールとLDLコレステロールの比率をLD比と言いますが、この数値が1.5以下であると血管内が正常な状態だと判断します。
計算式はLDLコレステロール÷HDLコレステロールです。
女であることの自信を取り戻す
おしゃれしたい!と思っていても、できなかったデブ時代。でも今ではどんな服でも選び放題です。デブだった頃、恥ずかしくて出来なかった試着も店員の目を気にせず出来るようになりました。
体も軽く、履いてもすぐに足が痛くなってしまったハイヒールも履けます。綺麗になったね、と友達からも褒めてもらえて、あぁ頑張ってよかったと喜びを噛み締めています。女であることの自信を取り戻すことが出来ました。
この糖質制限ダイエット、私のように長年ダイエットに成功せず苦しんでいる方にもぜひ一度挑戦してみてほしいと思います。
[参考記事]
「糖質制限食を食べているとコレステロールは増えるの?」
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