「キムチは糖質制限で食べても大丈夫か」を説明していきます。
今回、買ってきたキムチは「ご飯がススム」という商品です。ピックルスコーポレーションという会社が製造販売していますが、この会社は埼玉にあります。聞いたことはない人が多数だと思いますが、埼玉のスーパーマーケットには必ずと言っていいほどあります。
キムチと言えば辛いというイメージがありますが、スーパーに売っているキムチは大抵「甘辛い」味付けです。原材料を見てみると(多い順位並んでいる)、上位は野菜が並んでいますが、中ほどにくると「還元水飴」「果糖」が入っていることが分かります。確かに食べていると辛い中に水飴っぽい甘みを感じることができます。
ではこの商品の糖質量ですが、100g当たり7.6gです。もちろん、この中には食物繊維も入っているので、全てが糖質ではありません。
※炭水化物=糖質+食物繊維
「日本食品標準成分表2015」によるとキムチの食物繊維の量は100g当たり2.7gです。ですので、キムチの糖質量は100g当たり約5gです。100g当たりの糖質量が5g以下であれば「低糖質」と見なされるので、キムチも低糖質食品ということになります。
100gとはどれくらいの量なのか。この商品は200g入りなので、この半分が100gです。
小皿に取り分けると100gは以下の通りです。かなり少ないですね。
もちろん、お米と一緒にキムチを食べてしまっては厳しい糖質制限(糖質量:1日60g以下、1食20g以下)では基準値をオーバーしてしまいます。お米を小茶碗に1杯食べただけで37gくらいの糖質量になりますので、これだけでアウトです。
緩い糖質制限であれば1日140g、1食で46gまで糖質を摂っても大丈夫なので、なんとか基準値以内です。ただ、お米とキムチだけではバランスが悪いので、お肉などのたんぱく質を摂りたいところです。肉の糖質量は0gに近い数値なので、気にしなくても大丈夫です。
糖質制限でも緩い設定ですと、結構余裕だと思いませんか?確かにお米はそんなに食べられませんが、慣れれば平気になります。ただ、慣れの問題ですので、炭水化物を減らした分はお肉やお魚、野菜、大豆製品などで補えば物足りないことはありません。
もし、厳しい糖質制限をやっている人で、キムチを楽しみたい人は糖質0麺と一緒に食べることをお勧めします。以下の写真は私が実際に買ってきた商品ですが、キムチに絡めて食べたら美味しかったです。
今では普通のスーパーマーケットでも糖質制限商品が増えているので、ダイエットも成功しやすい環境になっています。それだけ糖質制限がメジャーになってきている証拠です。糖尿病患者がますます増えている日本ではもっとこういう商品が多く出ることが必要です。
[参考記事]
ちくわは糖質制限で食べても大丈夫?糖質量はいくらあるの?
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