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糖質制限を実践中でも食べられる牛丼とは

 

 牛丼の炭水化物はどれくらい含まれているのかご存知ですか。すき家の牛丼並み盛りで108gです。正確な糖質量は分かりませんが、108gとほとんど変わりません。炭水化物とは糖質+食物繊維ですが、牛丼には玉ねぎは少量しか入っていませんので、食物繊維はほんのちょっとです。ですので、ほとんどが糖質だと思ってください。糖質制限をしている人にとっては牛丼は憧れの食べ物です(笑)緩い糖質制限の1食の糖質量の上限が約46gですので、ダブルスコア以上です。

 しかし、すき家の「牛丼ライト」であれば可能です。私は先日、実際に食べてきました。その中でも「お肉ミニ」という肉の量が少ないタイプですが、炭水化物の量は17gです。その他のタイプを見てみると「お肉並盛」の炭水化物は20g、「お肉大盛」の炭水化物は22gです。

 なぜ、こんなにも炭水化物の量が少ないのでしょうか。何か秘密があるのでしょうか。実はこの牛丼、お米が使われていません。ほじくり返してみると、見えてみたのは白い物体。これは豆腐です。なるほど、炭水化物が少ないのが理解できました。

 豆腐の糖質はどれくらいあるのか知っていますか?実は絹と木綿では糖質量は違います。他の記事にも書きましたが、以下の通り、絹の方が糖質量が多いです。と言っても大した差はありませんが。スーパーに売っている細長い豆腐がおおよそ300gですので、全て食べると絹は2.4g、木綿は1.8gの糖質量になりますが、大した量ではありません。ですので、糖質制限食には欠かせない食品です。私もほぼ毎日食べています。

[豆腐]
絹ごし豆腐50gの糖質は0.8g
木綿豆腐50gの糖質は0.6g
(豆腐1パック約300g)

 「牛丼ライト」の豆腐は私の感覚では100gくらい使われていると感じます。種類は絹の豆腐ですので、糖質量は1.6gくらいです。豆腐の上に乗っている牛肉の糖質量も100g当たり「牛ばら肉で0.2g」くらいですので、これも少量です。

 では、なぜ「牛丼ライト」の炭水化物は17gもあるのか。写真を見ると分かりますが、汁が入っているのが分かると思いますが。これが意外と甘かったですので、砂糖などの糖質が使われています。また、お肉の味付けにも砂糖が使われています。先ほど書いたようにお肉自体の糖質量は極微量です。しかし、味を付けるとかなり糖質量が増えてしまいます。「牛丼ライト」の3つのタイプの豆腐の量は全て同じですので、以下の炭水化物の違いは肉の量とそれに対する味付けによるものです。

〇「お肉ミニ」の炭水化物の量は17g
〇「お肉並盛」の炭水化物は20g
〇「お肉大盛」の炭水化物は22g

 でも、「お肉大盛」を汁まで全て食べても炭水化物は22gですので、厳しい糖質制限の1食分の糖質量に近いです。汁を飲まなければ20g以内には収まります。恐らく、厳しい糖質制限を意識してメニュー開発をしたのだと思います。緩い糖質制限では「お肉大盛」を2つ食べられます(笑)

 糖質制限をしている人で、どうしても外食しなくてはいけない場合には「牛丼ライト」はお勧めです。

[糖質制限食の基準]
〇厳しい糖質制限の1日の糖質摂取量は60g以下(1食20g以下)
〇緩い糖質制限の1日の糖質摂取量は70gから140g(1食23.3gから46.6g)

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