この記事は40代の女性に書いていただきました。中性脂肪が613というのも凄いですが、1か月で250へ下がったのも凄いです。何を食べていたのでしょうか。
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私は41歳の女性です。身長156cm、体重は若い頃からずっと48kgをキープしていましたが、35歳の時、薬の副作用で一気に10kg増。58kgになってしまいました。
そこで糖質制限ダイエットを始めたのですが、指導をしていただいたのはライザップです。ライザップの厳密な糖質制限でも薬の影響で痩せることはできませんでした。けれど、痩せることを諦めきれず、その後、自分で糖質制限の本を買って、自己流で糖質制限を何度も試しました。しかし痩せても1kg程度で、ダイエットにはあまり効果はありませんでした。
けれど、糖質制限にはとんでもない効果があったのです。今日はそのことについて書いてみたいと思います。
糖質制限とは
このサイトをご覧の方は糖質制限についてお分かりだと思いますが、簡単にどのような手法なのかを軽く説明したいと思います。
簡単に言えば、糖質の摂取量を減らす食事法です。つまり炭水化物(ご飯やパン、麺など)、甘いもの、お酒(日本酒、ビールなど、糖質0の焼酎などはOK)、糖質の多い根菜類を、なるべく摂らないようにする食事法です。その代わり、良質のたんぱく質や、良質の油などはしっかり摂るようにします。
もともと糖尿病患者のために考えられた食事法で、現在はダイエットのために行っている人が多いようです。
中性脂肪が613に!
ある時、病院で血液検査をしてもらった時がありました。その時、「中性脂肪が613あります」と言われてしまったのです。中性脂肪の正常値は149以下ですからこれは異常中の異常です。若い人の言葉でいうと「やばい」レベルです。
中性脂肪が高いということは血液がドロドロということです。このままでは心筋梗塞や脳梗塞など様々な病気のリスクにさらされてしまいます。「とりあえず、1か月後に再検査しましょう。下がっていなければお薬飲みましょう」と医師に言われ、すごすごと家に帰りました。
「厳密な糖質制限」
1か月後に再検査を控え、でもどうすれば中性脂肪が下がるのか知らず、ネットで検索しました。そうしたところ、糖質制限が中性脂肪値を下げる効果があることが分かりました。
肉や卵などの動物性たんぱく質や脂質を摂る食事法なのに中性脂肪が下がるのは信じられませんでしたが、その原理を知って納得をしました。要はブドウ糖をエネルギーする代わりに、脂肪をエネルギーとして使用するということです。脂肪を消費して体を動かすわけですので、中性脂肪値が減るのは当たり前です。
そこで、とりあえず厳しい糖質制限を実施しました。
1日の食事の例は
朝:目玉焼き、糖質制限パン(糖質がほとんど含まれていないパン。ローソンのブランパンやネット通販で購入可能)、豆乳
昼:ハーブソルトで味付けした焼肉、サラダ山盛り
夜:お刺身、冷ややっこ、ゆで卵、野菜炒め
などでした。
私は比較的料理が好きなので、大体毎日違うものを作って食べていました。おやつの時間やお腹がすいて我慢できないときには、糖質制限のオヤツの定番であるチーズや少量のナッツを食べました。
甘いものが食べたいときには、カロリー0、糖質0のゼリーを食べたり、豆乳ラテ(パルスイートで甘み付け)を飲んでいました。
外食でもそれほど困ったことはありません。ファミレスならステーキにサラダバー、居酒屋ならお刺身、和食屋さんなら和定食(ごはん抜き)を頼んでいました。
ただ、時々無性に炭水化物が食べたくなることがあり、とても困りました。そんな時たいていは糖質制限パンにバターをつけて食べてしのいでいました。糖質制限パンは、糖質制限の強い味方でした。
「1か月後の血液検査」
さて、1か月が過ぎ、また病院で血液検査をしてもらいました。中性脂肪が下がっているとはまったく期待しておらず、薬を飲むつもりでいました。ところが医師から「250に下がっていますよ。これならお薬飲まなくてもいいですね」と言っていただけたのです。613から250の劇的な減少!まだ正常値には届きませんが、私には十分すぎる結果でした。
その後の糖質制限
その後、厳密な糖質制限から緩い質制限に変えました。朝、昼は糖質をとり、夜だけ糖質を抜くという方法です。これは楽にできるのでちょっとだけダイエットしたいなどという方にお勧めです。
さて、私の中性脂肪激減体験を書かせていただきましたが、いかがでしたか?中性脂肪613から250へという経験を書かせていただきましたが、健康にもいいということがお分かりいただけたかと思います。中性脂肪に困っている人は糖質制限をお試しください。
[参考記事]
「糖質制限をすると内臓脂肪は増えるの?」
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