今回はアーモンドを糖質制限で食べても大丈夫かを説明していきます。アーモンドを主食で食べる人はいないと思うので、糖質制限を実践中のオヤツとして食べることができるかどうかです。
近所のスーパーで下の商品を買ってきました。「ヤオコー」というスーパーですが、ここのオリジナルブランドです。
この商品の内容量は100gですが、100g当たりの糖質量は7.5gです。そして食物繊維は11.6gあります。ですので炭水化物の合計は19.1gです。
※炭水化物=糖質+食物繊維
糖質量より食物繊維の方が多いですが、アーモンドの食物繊維は不溶性食物繊維です。不溶性食物繊維は水溶性食物繊維と違って腸内細菌の分解を受けにくいので、腸には溜まりやすいです。ですが、溜まることで腸壁を刺激し、便通を促す効果があります。
水溶性食物繊維は野菜やワカメ、こんにゃくに多く含まれています。水溶性食物繊維は細菌の分解を受けやすいので、腸内環境が良くなります。
どちらの食物繊維もバランスよく摂ることで便通に効果を発揮します。不溶性食物繊維2:水溶性食物繊維1という割合がいいとされていますが、そんな知識を知っていても実際には難しいので、「野菜と海藻(水溶性)」、「キノコと大豆とナッツ類(不溶性)」をバランスよく食べましょう。
アーモンドは糖質制限で食べられる?
アーモンド100gとはどれくらいの量なのか。上記の商品に入っているアーモンドの数を数えたところ93粒入っていました。だいたい1粒1gくらいです。これで糖質量を計算すると1粒0.075gです。10粒食べても0.75gです。
もちろん、糖質制限ではアーモンドを食べることができます。山田悟先生の基準ではオヤツに10gくらいの糖質量を摂っても大丈夫なので、上記の商品であれば1袋OKです。
私も実際食べましたが、1袋食べるとお腹がかなり膨れます。アーモンドは硬いですので、よく噛む必要がある上に不溶性食物繊維を多く含むため、満足感も大きくお腹に溜まりやすいです。お腹が減ることへの対策としてアーモンドは適しています。
[山田悟先生の糖質制限食の基準]
〇3食の食事で糖質60gから120g、オヤツで10g
合計70gから130g
糖質制限を実践中の人は意外とお腹が空く人が多いようですので、何かしらのオヤツを食べる対策は必要です。ちなみに私は糖質制限3年目ですが、1日2回しか食べていないのにあまりお腹が空きません。ここは個人差があるのでしょう。
なぜ、糖質制限を実践中の人はお腹が空きやすいのか。お米などの炭水化物よりもお肉や魚の方が分解する速度が遅いと言われていますが、実際は違います。胃カメラで検査する際に食べ物が残っている食品はお米や麺類が多く、お肉はあまり見ないそうです。沖縄の胃カメラ専門の医師のブログでそんな情報が載っていました。このようにお肉とお米では消化の速さが違うので、お腹が空くのも当然かもしれません。
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