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甘い物(糖質)が好きな人は抜け毛が増えて、禿げやすい?

 

「甘い物(糖質)が好きな人は抜け毛が増えて、禿げやすい?」という質問に対する答えはずばり、本当です。ケーキ、饅頭、ラーメン、チャーハンなどの糖質の多い食品を食べすぎると禿げやすくなるのです。

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糖質と禿げの関係性

糖質量が多い食品を食べすぎると禿げやすい理由を説明していきます。

ケーキなどの糖質の多い食品を摂るとインスリンが分泌して、ブドウ糖を細胞に取り込もうとします。細胞は取り込んだブドウ糖をエネルギーとして使用するのですが、使いきれない場合には「脂肪」として貯蔵されます。

ですが、それでも余ってしまう場合には血液中にブドウ糖が多くなり、これが体に悪さをするのです。血管の中の糖と体の中のタンパク質が結びつくことで「終末糖化産物」という化合物が生まれます。この物質は老化物質と呼ばれていて、シワやシミだけではなく、動脈硬化(心筋梗塞や脳梗塞など)、認知症、骨粗鬆症などの大きな病気の原因になります。体内成分の約半分がタンパク質ですので、血管にも、骨にも、脳にも影響を及ぼすのです。

そして髪の毛への影響も当然あります。髪の毛を生み出す毛母細胞は毛細血管から栄養を得ているのですが、終末糖化産物が多くなった血管では栄養を正常に受け取ることができません。そうすると髪の毛は痩せていきます。人と同じで栄養を摂らなければ痩せるのは当然です。

禿げのダメ押し

終末糖化産物が多くなった血管では髪の毛に栄養が送れないので、髪の毛が痩せていくことは前章でお伝えしました。これに加えて、「髪の毛に良くない習慣」をほとんどの人が行なっており、これがダメ押しになっています。

「髪の毛に良くない習慣」とはシャンプーです。ほとんどのシャンプーには合成界面活性剤が入っており、これは活性酸素を発生させるのです。活性酸素も終末糖化産物と同じく、コラーゲンなどのタンパク質を変性させ、しわやシミなどの原因になります。

できればシャンプーを使わないで、お湯だけで洗うのがいいですが、無理な場合には石鹸シャンプーにしましょう。石鹸シャンプーにも界面活性剤は入っていますが、作用が弱いですので、通常のシャンプー剤よりもマシです。

髪の毛を減らさない食事

糖質を摂りすぎることが終末糖化産物が発生する原因ですので、炭水化物の摂取量を減らしてください。一般的には糖質制限食と言われている食事法を行ないます。

ケーキやジュースなどの食品はもちろん、お米、パン、麺類も減らす必要があります。お米であれば、今まで普通茶碗1杯食べていたのであれば半分にしてください。減らした分はオカズで補います。

糖質制限食ではお肉やお魚、納豆や豆腐などの大豆製品、ワカメなどの海藻類、野菜を中心にメニューを組んでいきます。お米などの炭水化物は「おまけ」です。

詳しくは以下の記事を参考にしてください。

[糖質制限食(低炭水化物食)における糖質1日の必要量]

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