Read Article

広告

腰痛と歯ぎしりを予防するために糖質制限を開始。1か月で8kg減

 

この記事は40代の男性に書いていただきました。

………

 最近は糖質制限という言葉がだいぶ浸透し、コンビニやレストランでも糖質制限用の商品が売られています。しかし、糖質を摂らないことへの不安や本当に痩せるのか疑問を感じる方も多いかと思います。そこで私自身が糖質制限を1か月行ったことで8kg痩せた経験をご紹介いたします。

広告

糖質制限を始めたきっかけ

 身長177cmで93kgの私(40代男性)ですが、ある日、腰痛で動けなくなってしまいました。妻に連れて行ってもらい指圧を受けた際、指圧師の先生に「肥満になると不自然な姿勢になるため腰痛になりやすい」と言われ、腰痛を防ぐためにすすめられたのが糖質制限でした。

 実際、その先生も糖質制限で10kg以上痩せたとのこと。腰痛を治したい一心で早速その日から炭水化物を多く含む米飯や麺、パンといった小麦粉製品などの主食を抜く食事を始めました。尚、食生活を変えただけで、運動などは一切しておりません。

食事内容

 指圧の先生に「1食のみ主食を摂ってください」とアドバイスをいただきました。そこで私は朝食時にのみ主食(お米、パン、麺類)を摂るようにし、昼食と夕食時には主食を抜くようにしました。

 なぜ昼と夜は炭水化物を摂らないようにしているのかというと、昼は眠気予防のため(糖質を摂りすぎると眠くなる)、夜は糖質を摂りすぎると寝ているときの血糖値の変動から「歯ぎしり」が酷くなるからです。このことは糖質制限をする前から知識として知っていました。

 糖質と歯ぎしりの関係性は指圧の先生ではなく、私が通っている歯科医院の医師に教えていただきました。歯ぎしりは歯やセラミッククラウン(差し歯)が割れる原因にもなりますし、周りの人が聞いていてもいい気持ちにはなりません。

 私は以前セラミッククラウンを入れていたことがあり、何回も割れた経験があります。保証期間内で無料とはいえ、さすがに何回も入れ替えるのは歯にも良くありません。もしかしたら、夜の歯ぎしりで割れていたのかもしれません。妻にも「歯ぎしり止めてよ」って言われたことがありますが、そうはいっても意識的に止めるのは不可能です(笑)ですので、そういう意味でも夜には糖質を摂るのを控えようと考えました。

 私の糖質制限のポイントは「主食(お米、パン、麺類)」「ジャガイモなどのイモ類」「チョコなどの甘い食品」を摂らないようにしただけで、その他の食品については気にせず好きなものを好きなだけ食べたことです。糖分が多い野菜(人参、玉ねぎ、トマトなど)や調味料(みりん、酒)、揚げ物の衣なども気にせず摂っていました。

 そういったごくシンプルなルールを設定したことで、ストレスを感じて途中で投げ出さすことなく、1か月間きっちり続けられたのだと思います。

 具体的に食べていた糖質制限食は下記のようなものでした。
朝:米(茶碗に軽く一杯)、味噌汁、納豆、野菜サラダ
昼:妻の作った弁当(生姜焼き、卵焼き、ソーセージ、きんぴら、ほうれん草のおひたし)
夜:ぶりの照り焼き、大根と鶏肉の煮物、野菜炒め、味噌汁

 どうしても避けられない飲み会の際は糖質の少ないウィスキーを中心に飲み、間食したくなったらアーモンドなどのナッツ類を食べるようにしていました。

糖質制限はつらい?!

 甘い物も好きな私にとって当初糖質制限は辛そうだと感じていましたが、実際に始めてみると特に苦労を感じませんでした。主食や甘い物を食べないというだけで、他のものは満腹になるまで好きなだけ食べていたからです。

 好物である肉類や揚げ物をたくさん食べても確実に体重が減っていくので、むしろ楽しかったくらいです。そのため途中で諦めようと思ったことは1度もありませんでした。

 カロリー制限やファスティングもやったことがありますが、カロリーを計算するのが面倒であったり、お腹が空いて仕方がなかったりと、続いても1週間でした。今回は初めから決めていた1か月という期間で、最後までやり切りました。

1か月の糖質制限の結果

 身長177cm93kgあった体重が一気に減少しました。
開始1週間目:3kg減
2週間目:2kg減
3週間目:2kg減
4週間目以降:1kg減

 最終的に1か月で8キロ減の85kgになりましたが、元々が太っていたので、落ち方も大きかったです。最初の数日で、するすると体重が減ったので、主食や甘いものへの未練よりも体重が減っていく嬉しさで、楽しく糖質制限生活を送れました。

現在の食生活

 2年ほどたった現在は少々増えて86kg前後をキープしています。お米などの主食を夕食に摂取しないのは変わらずですが、昼食に主食を摂る日が多くなりました。つまり、今まで朝の1食だけ食べていた主食を2食食べるようになりました。

 甘い物もときどき摂取することでストレスをた溜めないようにしています。体重が増加してしまった場合は、数日間のみ昼食・夕食の主食を抜き、間食を控えればまた体重が戻っています。

まとめ

 糖質制限は運動する時間がない人でも糖質を制限するというだけでダイエットができ、かつその効果も高い方法といえるでしょう。私の場合は糖質制限で体重が減ったというだけでなく、お腹の調子が良くなったのか下痢をすることがなくなり、またコレステロールや肝機能などに関する血液検査の結果もかなり改善されました。

 そして腰痛ですが、以前よりも体重が落ちたので、以前よりかは痛むことは少なくなりましたが、まだまだ太っているので治ったとは言えません。歯ぎしりですが、妻に聞いても「気づかないから、やっていないんじゃない」とのことですので、こっちは収まった可能性が高いです。

 手軽に始められる糖質制限、ぜひまずは夕食からはじめてみることをおすすめします。

[参考記事]
「ローソンのブランパンを使った糖質制限食で20キロの減量に成功」

URL :
TRACKBACK URL :

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)

Return Top