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週3の飲み会を乗り切り、糖質制限3か月で5.5キロの減量に成功

 

この記事は20代の男性に書いていただきました。

………

 新卒入社以来3年間、社内外の接待や飲み会で体重が増加の一途だった私。みるみるうちに、お腹だけでなく顔や太ももにもお肉がついていくものの、見て見ぬふりを続けていました。

 そんなある日、同棲を始めた彼女が、我が家に体重計を持ってきたことが糖質制限ダイエットへのきっかけとなります。ここ数年、実家に帰省した時ぐらいしか体重を測っていませんでしたが、恐る恐る乗ってみて仰天。入社時は170センチ62キロ前後であった体重が、69.5キロと、7.5キロも体重が増えていました。

 「ただでさえ年を取るごとに代謝は落ちるのに、このままではまずい!」焦りとともにダイエットを決意します。減量目標は、マイナス4.5キロの65キロとしました。とはいえ、運動をしようにも労働時間は1日12時間以上のデスクワーク。ランニングやジムに行っている余裕はありません。

 そんな中、本を見て知ったのが「糖質制限ダイエット」、お米、麺類、パンや甘いお菓子を食べない代わりに、お肉、お魚、野菜は食べても大丈夫!とのこと。食事の量を減らさなくてもOKとのことですので、今の自分にできる方法はこれしかないと思い、早速取り組み始めます。

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具体的なルールや食事例

・ 甘いジュースは厳禁
 缶コーヒーや炭酸飲料など、糖質が沢山含まれる飲み物を一切やめました。ジュース1本当たりの糖質は30gくらいありますので、これだけで糖質制限食1食分の糖質量に到達してしまいます。

 ですので、コーヒーはブラックまたはミルクのみ。紅茶もノンシュガーのストレートに切り替えました。ブラックコーヒーの糖質は100g当たり0.7gですので、コーヒー好きな人は無理に止める必要はありません。

・ お米、パン、麺類は量を減らす
 元々朝食は食べない生活でしたが、お昼はもっぱら会社の食堂か、近くの定食屋。ただし、そうなるとお米やパスタがメインとなり、糖質を避けることはまず不可能です。

 そこで、コンビニへ行き、サラダと飲み物メインの昼食に。物足りない時には、ホットスナック(からあげ棒やフランクフルト)を併せて食べました。他にも無糖ヨーグルトも買っていましたが、コンビニ商品から糖質のないものを探すのは、結構大変です。余裕のある方は、お弁当を作られることをオススメします。

 そして、後ほど書きますが、お米などの炭水化物を一切やめたわけではありません。減らしただけです。週に数回はお米を食べていました。

・ 揚げ物やお肉・お魚はOK。お酒は焼酎に限定
 仕事の関係や接待などで社内外の飲み会が週に3回はあります。お酒は糖質が入っていない焼酎で乗り切りました。接待など断れる雰囲気ではない場合には最初の1杯に限りビールを飲むこともありました。スーパードライを500ml飲むとすると糖質は15gになりますので、なかなか多いです。

 飲み会での食事はお米やパン類など糖質を多く含むものを避け、サラダや揚げ物、炒め物を食べていました。肉や魚はOKですので、その点では大きなストレスを感じることはありませんでした。もちろん、締めのラーメンは参加拒否です。

 自宅で食事を摂る際は、野菜サラダや焼肉など、おかず中心の食生活に切り替え、可能な限り糖質を含む食品を口にしないよう気をつけました。

・ 果物やスムージーも糖質
 糖質制限を始める前、フルーツのスムージーが健康に良いと聞き、暇をみては作って飲んでいましたが、これもきっぱり止めました。ケーキやチョコとは違うものの、糖分に変わりはないからです。

 野菜ジュースは糖質が少ないと勘違いをしている人もいますが、結構糖質量は多いですので、野菜の代わりにはなりません。つまり、野菜と野菜ジュースは別の食品だと思ったほうがいいです。本来の野菜は絞っても青汁のように不味いですので、野菜ジュースが甘いということはそこには糖質が含まれているということです。常識で考えれば分かるはずですが、なぜ勘違いする人が多いのか不思議です。

・ 食事例
朝:ホットウーロンかホットコーヒー

昼:野菜サラダ(生野菜に加え、ハムの入ったもの)、ヨーグルト(無糖)、ホットスナック(フランクフルトや唐揚げ)

夜:肉料理(生姜焼きなど)、魚料理(煮魚、焼き魚、お刺身)、野菜料理(サラダ、野菜炒め、煮物、おひたし、茹で野菜)、その他(豆腐料理、味噌汁、揚げ物、きのこ料理などなど)。
 糖質制限では味付けに基本醤油やマヨネーズが使われますが、私の場合にはソースやケチャップも使っていました。

 以上のようなスタイルを基本としていたものの、そう完璧とはいきません。お米やパン、お菓子を食べてしまうこともありました。理由は、過度な制限がかえってストレスになり、食欲を刺激してしまうと思ったからです。そのため、ご飯はお茶碗1杯まで、パンもサンドイッチを少しつまむ程度に抑えつつ、週に2回から3回は食べていました。

 糖質制限ダイエットを続ける中、個人的にもっとも気をつけたのは、飲み物です。以前は飲み物に関しては甘いジュースをけっこう飲んでいました。

 ですが、ジュースに入っている糖質がいかに不自然なものなのかを勉強したおかげで、飲む気がなくなりました。ジュースに多く入っている糖質といえば「果糖ぶどう糖液糖」ですが、原料は遺伝子組み換えのコーンです。「健康のため」という意識が強くなり、ジュースを止めることができました。

結果は

 こうした週3の飲み会を含めた生活を約3か月続けた結果、体重は69.5キロから、64キロまで落ち、5.5キロの減量に成功しました。目標達成です。糖質制限のおかげで、無理な運動をせず、着実に体重を落とすことができました。

 ぽっこりお腹は引っ込み、顔も引き締まりました。昔の自分とまではいきませんが、これなら「海でTシャツを脱いても恥ずかしくない」というくらいまで辿り着きました。

 無理なくダイエットができた糖質制限ですが、体重を落とした今は、糖質制限を少し緩め、代わりに適度な運動をし、体重を維持しています。糖質制限に成功した方は、この先も、美味しいもの食べつつ体型を維持していくため、是非、糖質の一部制限+適度な運動というスタイルに挑戦してみてください。

[参考記事]
「糖尿病と診断され入院。医師から糖質制限を指導され25キロ減」

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