この記事は20代の女性に、夫婦で挑んだ糖質制限ダイエットの実践記を書いていただきました。
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筆者26歳、主人27歳。二人とも食べることとお酒飲むことが趣味のようなもので、徐々にお腹周りや輪郭に変化が出始め、また、以前のように体重がすぐには落ちなくなってきているのを感じていました。これまでにもプチ断食やジョギンング、単食ダイエットなどに取り組んだこともありましたが、どれも長続きしないものばかりでした。
そんな時、主人の知人が糖質制限ダイエットで大幅に痩せたという話を聞き、さっそく本で情報収集をしました。これならできるかも…という期待感と、今度こそは…という藁にもすがる思いから、一念発起することになったのです。目標は夫婦それぞれで4キロ痩せることです。期間は3ヶ月です。
糖質制限ダイエット中の食事内容
ご飯やパン、麺類などの主食を摂らないのはもちろん、野菜に関しても糖質の高いものを調べ、じゃがいも、かぼちゃなどの根菜類、トマトなども避けるようにしていました。ドレッシングやケチャップなどの調味料もできる限り使わず、基本的には醤油、塩、味噌などで調理し、ドレッシングも自家製にしていました。
また、アルコールに関しては、それまでビールがメインでしたが、ハイボールや焼酎のソーダ割り、辛口のワインに切り替えました。どうしてもビールが飲みたい時には糖質ゼロのビールをご褒美にしていました。
酒好きな私たち夫婦にとっては、禁酒が一番のハードルかと思われましたが、種類を選べば楽しめるところが糖質制限ダイエットの魅力であり、また、続けられたポイントでもあると思います。糖質制限ダイエット中も毎日晩酌をしていましたが、食事の味付けが変わったとともに酒量も自然と減っていったように感じます。
具体的には、以下のような食生活を送っていました。
朝:納豆・めがぶ・ゆで卵
穀物や野菜の種類が制限されることによって便秘になる可能性があると知ったため、その対策として毎朝納豆とめかぶを欠かさずに食べるようにしました。主食の代わりにゆで卵で腹持ちを良くします。
昼:キャベツの千切り・鶏胸肉のハム・自家製ドレッシング
鶏胸肉のハムは、皮を落とし半分に切ったものをハーブソルト、酒で味付けし、10分ほど茹でた後は余熱で火を通します。胸肉でもしっとりと仕上がり、まとめて作っても保存がきくため、会社に持参する弁当の準備も楽になりました。
ドレッシングはオリーブオイルかサラダ油に同量の酢、塩コショウを混ぜ、梅干しやカレー粉などで風味をつけます。食べ応えも十分ですし、ドレッシングの風味を変えることで、意外と飽きずに続けることができました。
夜:肉や魚、野菜、大豆製品を中心としたおかず・上述したアルコール
朝と昼がほとんど毎日同じメニューのため、夜ご飯はできる限り食べたいものを工夫して食べるようにしました。なかでも、油揚げにチーズと具材を乗せてトースターで焼く油揚げピサは、おつまみによく作っていました。
逃げ道を作っておくことも大事
糖質制限ダイエット中に一番辛かったのは、やはり甘いものが食べられないことでした。それまでの私はパンが大好物で、休日の朝にパンとコーヒーを飲むのが日課であり至福のひと時でした。また、食後のデザートも必ずと言っていいほど何かしら食べていました。
糖質制限ダイエット中は、パンやお菓子はもちろん、果物も食べませんでした。しかし、どうしても我慢できないという時のための逃げ道を用意しておくことも、ストレスで挫折せずに続けるのに大切なことだと思います。私がご褒美に食べていたのは以下のようなものです。
おから蒸しパン(自家製)
高カカオチョコレート
ローソンの糖質制限シリーズのおやつ
低糖質アイスSUNAO(グリコ)
こんにゃくわらび餅
ナッツ類
SUNAOの糖質量は7.6gですので、おやつでも食べることができます。糖尿病の専門医 山田悟先生の糖質制限の基準では1日の糖質量を130gに抑えれば、おやつに10gくらいの糖質を摂っても大丈夫です。
また、夏場で暑く、麺類を食べたくなることもありましたが、その時には市販のおからやこんにゃくでできた糖質ゼロ麺を購入していました。
結果
このような食生活を3ヶ月間続け、夫婦そろって4キロ減の目標体重を達成することができました。同じものを食べているせいか、落ちる体重も同じだったのが不思議です。
筆者:身長162㎝ 体重56㎏→体重52㎏
主人:身長168㎝ 体重61㎏→体重57㎏
目標体重を達成してから現在約2ヶ月。これまでのような厳しい糖質制限ダイエットはしていませんが、体重は増えずに緩やかに減少しています。朝食は変わらず、昼食は上述のメニューに加えおにぎりを一つ、夕食では週に1〜2回ほど主食(お米など)を摂っています。
まとめ
糖質制限ダイエットは、これまでに行ったダイエットの中で最も効果と持続性があり、体重の減少以外にも良いことがたくさんありました。
筆者は、顔や胸元にできていたニキビが治り、主人は頻繁に悩まされていた口内炎ができにくくなりました。これまで、いかに何も考えずに食べていたのかを認識するきっかけとなり、糖質だけでなく食事全体を見直すことに繋がりました。
糖質制限ダイエットは夫婦のどちらか一人だけすることも可能です。その方法はお米やパンの量を減らして、おかず(魚や肉など)は同じものを食べます。炭水化物を減らした分は野菜やおかずの量を増やし補います。これだけですので、違和感なく取り組めると思います。夫婦そろって糖質制限ダイエットをするのが理想的ですが、一人だけやってもいいと思いますので、ぜひ実践してみてください。
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