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糖質制限ダイエットを実践中でも食べられるチョコレート

 

 チョコレートといえばダイエット中の人にとっては絶対に食べられない食品です。糖質制限ダイエットの場合はなおさらです。しかし、それは既に昔の話になっており、糖質制限食でも食べることができるチョコレートは数は多くないですがあります。

 今回、私が通信販売で買ったチョコレートはおたるダイニングさんの「コーヒーチョコ」です。6個のチョコレートが綺麗な箱に収まっています。

 この商品の糖質量ですが、1つ(5.5g)当たり0.8gです。この糖質量はブラックコーヒー1杯分くらいですので、かなり少ないです。では通常のチョコレートの糖質はどれくらいあるのかというと5.5g当たり2.8gです。おたるダイニングさんの「コーヒーチョコ」の方が2gくらい糖質が少ないです。以下の写真の通り、サイズはすごく小さいですので、一口で食べきることができます。

 1箱全部食べても4.8gの糖質量しかないので、緩い糖質制限を実践している人であれば問題がない量です。緩い糖質制限食のマックスの糖質量は1日140gですので、朝昼晩で45gずつの糖質を摂るとするとおやつに5gくらいのチョコレートを食べてもOKです。

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なぜ「コーヒーチョコ」は糖質量は少ないのか

 なぜ、おたるダイニングさんの「コーヒーチョコ」の糖質量はこんなにも少ないのか。それは原材料を見ると分かります。糖質制限ダイエットでよく使われている食材ばかりです。

カカオバター、クリーム、乳等を主要原料とする食品、脱脂粉乳、エリスリトール、コーヒーリキュール、インスタントコーヒー、バター、水あめ、甘味料、乳化剤、香料、安定剤

 ではこれらの材料を一つずつ見ていきましょう。
〇原材料名には量が多いものから並んでいるのですが、一番多いものはカカオバターです。カカオバターはココアバターとも言いますが、糖質は0gです。これが一番多く入っていて、しかも糖質が0gとくれば1つ当たりの糖質量が0.8gというのも納得です。

〇次に多く入っているクリームの糖質量は100g当たり3gです。厚生労働省が定義している「低糖質」とは食品100g当たり5g以下ですので、クリームは低糖質の部類です。

〇「乳等を主要原料とする食品」に関しては実際にどんな原材料なのかは製造者しか分かりませんので、飛ばします。これは「牛乳やチーズなどの乳製品に近いけど、乳製品ではない食品」という意味なので、例えばチーズフードと呼ばれている「チーズの配分が少ないチーズのような食品」が該当します。

〇次に脱脂粉乳ですが、これは文字通り、牛乳から脂肪を取り除いて粉状にしたものです。糖質量は100g当たり4.7gです。これも低糖質の定義に当てはまります。脱脂粉乳はこのまま水に溶かして飲んでも美味しくありません。

〇そしてエリスリトールですが、このサイトで何十回と取り上げているので、細かくは説明しません。下の参照してください。この糖質は血糖値を上げないので、糖尿病の人にとっては有り難い糖質です。ですので、「コーヒーチョコ」と同じ糖質量のチョコレートがあったとしても、血糖値の上がり方は違います。

このケーキの甘みは砂糖ではなく、エリスリトールを使っているのですが、これは「糖アルコール」という種類です。もちろん、糖質の一種です。エリスリトールは血糖値を上げない、虫歯菌が食べることができない、代謝をしないで体外に排出されるという性質があり、糖質制限食では良く使われています。

〇次にコーヒーリキュールですが、リキュールは蒸留酒に砂糖などの調味料が入っている飲み物です。コーヒーリキュールの100g当たりの糖質は約45gほどです。通常のリキュールでも100g当たりの糖質は20gから30gくらいあります。リキュールに関しては糖質量が多いですが、原材料の表示が中盤ですので、それほど入っていないかと思います。

〇インスタントコーヒーに関してですが、ブラックコーヒー100g当たりの糖質量は0.7gです。

〇バターに関しては以前書いた下の記事を参考にしてください。バターの糖質量は無視できるくらい少ないです。

バターの8割が脂質ですが、糖質はたったの0.2%くらいです。通常、ケーキにはバターの代わりとしてマーガリンやショートニングが使われているケースが多い。

〇次に水あめですが、糖質量はかなり多いです。100g当たりの糖質量は85gですので、ほとんど砂糖と言ってもいいです。多分ですが、「コーヒーチョコ」には粘り気を出すために水あめが入っているのかなと感じます。

〇「甘味料」についてですが、これはアスパルテームやスクラロースなどの人工甘味料のことです。人工甘味料は砂糖の何百倍も甘さが強いので、使用量は少量で済みます。その分、糖質量が抑えられます。

 私は正直言うと人工甘味料は好きではありません。理由は安全性に関して確定していないことと、味が好きではありません。スクラロースが入っている糖質0ワインを飲みましたが、正直あまり美味しくありません。この「コーヒーチョコ」には極少量の人工甘味料しか含まれていませんので、安全性に関してはそれほど不安になることはありません。

 安全性が高いエリスリトールだけで作って欲しいところですが、人工甘味料を入れると味が良くなるのだろうか?私には分かりませんが、知っている人がいれば教えてください。

味の感想

 食べた感想ですが、私には水あめの味が強く感じられました。水あめは原材料の表示で後ろの方なので、そんなには入っていないはずですが、主張が強いです。

 ですので、個人的にはチョコレート感はあんまり感じられませんでした。それもそのはずで、チョコレートに通常入っているカカオマスが入っていません。THE チョコレートを食べてたい!って人には向いていないかもしれません。

 しかし、「コーヒーチョコ」は不味いということはなく、全て美味しくいただきましたよ。糖質制限ダイエットを実践中の方はぜひ、食べてみてください。

[参考記事]
「糖質制限ダイエットを実践中でも食べることができるケーキ」

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