この記事は20代の女性に書いていただきました。
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■ 私が糖質制限を始めた理由
私(20代女性)は小さい頃から運動をしており、大学でも続けていたので体には自信がありました身長177センチ、体重68キロですので、BMIで計算しても「普通体型」の範囲です。しかし、社会人となり1年経った辺りに体重が4kgほど増加しました。また、体重増加の他に肌のたるみやお腹周りの脂肪が目立つようになりました。
このままではマズいと思い、ダイエットを決意しました。まず、最初に運動による減量を目指しましたが、日々の残業により思うように進みませんでした。そこで、私は運動による減量を断念し、食生活の改善からアプローチする事にしました。多くのダイエット方法を調べる中で最終的に糖質制限ダイエットを取り入れる事にしました。
■ 実際の食事内容
糖質制限を始めるにあたってはまず糖質制限の本を買ってきて糖質の多い食材を把握したところからスタートしました。その上で、糖質制限の理論や糖尿病になる原理を徹底して勉強して、ダイエットという域を超えて「健康になる」ということを意識してから糖質制限を始めました。
まず行ったことはお米、パン、うどんなどの糖質が多い食品を極力減らし、肉や魚のタンパク質の摂取をメインにしました。お米だけはどうしても食べたい衝動を抑えられず、週に3回くらい食べるようにしています。
その場合には食後30分早歩きのウォーキングを行ないました(これはお米だけではなく、ケーキをつい食べてしまった時も同じことをしています)。運動をするとインスリンの追加分泌がなくても、血糖値が上がりにくくなると糖尿病の本に載っていましたので、それを参考にしました(つまり、基礎分泌のインスリンの利きが良くなるということ)。インスリンは糖を脂肪に変えるとも書いていたので、そのための対策でもあります。
下記の内容はある日の私の食事メニューです。
朝: 豆腐入りの野菜サラダ、ゆで卵、ヨーグルト(無糖)
昼: チキンソテー、野菜サラダ
夜: お米(週3回)、納豆、ワカメの味噌汁、肉もしくは魚(魚の割合が多い)、野菜サラダ
間食: チーズ
糖質は調味料にも含まれていますので、ソース系の調味料は避け、醤油ベースの味付けを意識しました。また、外食するとメニューは糖質を含んだものが多いですが、糖質制限は十分可能です。ステーキを食べる際にはライスを食べないし、付け合わせのポテトも食べません。お酒も日本酒やビールを避けて、焼酎にしていました。
コンビニで食品を買う場合には糖質制限OK食材でも味付けに注意しました。例えば醤油タレの焼き鳥はタレに砂糖が大量に含まれているので塩で味を付けた焼き鳥を買うなどです。このように糖質の多い食品をなるべく摂らないという基本ルールを意識し、それ以外は何を食べても大丈夫というスタンスで続けています。
■ ダイエット中に挫折しそうになったこと
ダイエット最初の1週間は一時的に糖質を制限することからくる禁断症状が出ました。禁断症状とは麻薬に使われる言葉ですが、糖質にも同じような性質があると聞きました。禁断症状と言っても人に危害を加えるとかではなく、なんとなくイライラしたり、それくらいです。2週間を過ぎた辺りから、別に糖質を摂らなくても大丈夫になり、禁断症状もなくなりました。
また、必然的に外食を避ける事になったので経済的には嬉しいのですが、人付き合いで外食をする時は少し困りました。自分だけ、特別なメニューを頼むわけにはいかず、炭水化物てんこもりのメニューを注文したこともありました。他にもお酒が割と好きな方なのですが、糖質を多く含む日本酒や梅酒を避けなければならないのも悩みの1つです。
■ 空腹時の対応
仕事が事務職なのですが、仕事中に空腹になる事があります。そういった場合、これまではチョコやおせんべい等のお茶菓子で間食していたのですが、当然、お菓子は糖類を多く含んでいるのでNGです。
どうしても空腹で集中出来なかった時はチーズを食べていました。同僚にはオヤツにチーズって珍しいねと変な目で見られています(笑)
■ 糖質制限ダイエットの結果
上記のような内容の生活を3週間ほど続けたところ、72kgから68kg。つまり4kgの減量に成功しました(学生時代の体重に戻せました)。また、筋肉量は始めた当初と同じく、52.8kgで変動はなく、体脂肪率は22%から18%に減少していました。
今後、体重をもう2〜4kgを目安に落としたいと考えています。また、筋トレを始めて、もう少し身体を引き締めようと思います。
見た目も変化したらしく、職場の人や友人に「痩せたよね?」と言われました。鏡で見ても、肌のたるみやお腹周りの脂肪は減ったように思います。また、常時感じていた倦怠感のような状態もスッキリとしました。
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