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糖質制限をすると低血糖になり過ぎませんか?

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糖質制限食では糖質が少なすぎて、低血糖になるか心配されている人がいますが、結論から先に言いますと「心配ない」です。
一番厳しい糖質制限では「糖質1日60g」というのが基準ですが、それに対して一般の食事では300g前後の糖質を摂っています。
ですので、1日60gでは血糖値を維持するのに少ないのではないかと心配する気持ちも分かります。
もちろん、この60gという量だけでは血糖値を維持することはできません。
しかし、人体には血糖値を維持するためのシステムがあり、それが「糖新生」です(糖新生については「糖質制限の理解で必要なケトン体と糖新生とは」で説明しました)。
簡単に説明しますと糖新生とは食べものからのブドウ糖の供給が足らない場合に備えて、肝臓の中でブドウ糖を作る仕組みです。
ですので、糖質が少なくても低血糖を心配する必要はありません。

糖質の摂りすぎによる低血糖?

逆に心配すべきは糖質の摂りすぎによる低血糖です。
毎日、ケーキやお菓子をたくさん食べているような人(糖質中毒)は食後に血糖値が急上昇しますが、今度はインスリンの過剰な分泌で血糖値が急降下し過ぎてしまいます。
そして、その下がった血糖値を上げるためにアドレナリン(体を興奮状態にさせる)などのホルモンが分泌されますが、その結果、頭痛、感情の不安定、極度の疲労感などの症状が生じます。
このような症状を伴う病気を機能性低血糖といいます。
食後2時間の血糖値が80から140mg/dl未満であれば正常ですが、機能性低血糖の人は50mg/dlほどに下がる人もいます。
機能性低血糖にならないようにするためには糖質の多い食事をしないことに限ります。
機能性低血糖に一番有効な食事法は糖質制限食ですが、糖質の摂取量が少ないために血糖値の急上昇も急降下もありません。

また、野菜から食べると血糖値の上昇が緩やかになりますので、野菜、タンパク質、炭水化物の順番に食べてください。
しかし、これが有効なのは健康な人だけで、既に糖尿病になっている人は野菜から食べても血糖値の上昇は抑えることができません。

[参考記事]
「炭水化物とは」

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