モスバーガーのハンバーガーについては「モスバーガーのハンバーガー37種類を糖質が多い順に並べてみた」で糖質が多い順に並べました。

　今回はモスバーガーのサイドメニューの糖質を調べました。１位の「バラエティパックＡ」の糖質量を見て驚いたのですが、なんと157.4gもありました。

　マクドナルドの「シェアポテト」の糖質量 (123.1g)を軽く超えてしまっています。

　なぜポテトの糖質がこんなにも多いのかといえば原材料のジャガイモの糖質が多いからです。ジャガイモ100g当たりの糖質は16.3gです。

　モスの「フレンチフライポテトＳ」は90gの重さに対して糖質は30.7gです。100gで計算し直すと糖質は34.1gです。

　原料のジャガイモをポテトにするとなぜ糖質が増えてしまうのか。マクドナルドがポテトの作り方を公開しているのですが、ポテトを作る工程でブドウ糖を使っています。それと植物由来の調味料を使っているのですが、これにも糖質が含まれている可能性があります。

　これはマクドナルドの製造方法であって、モスバーガーのものではありません。ですので、モスバーバーのポテトでは正確な原材料は分かりません。しかし、何かしらの糖質が加わっている可能性がありますね。

　それとモスバーガーのサイドメニューで気を付けた方がいいのが、「スモークチキンとにんじん・パプリカのマリネ」(ライ麦パン付き）」です。

　このメニューは野菜とライ麦パンがセットになっているので、一見すると糖質量が少ないと勘違いしてしまうのですが、糖質は39.8gあります。原因はライ麦パンなのですが、小サイズなのに23g糖質が含まれています。

モスのハンバーガーとサイドメニューを食べると..

　「バラエティパックA」と「ダブルテリヤキバーガー(糖質量48.0g)」を一緒に食べると仮定すると合計205.4gの糖質量になります。

　緩い糖質制限食の1日の糖質量が最大140gですので、１食だけでこれを軽くオーバーしてしまっています。こんなにも大量の糖質を入れてしまうとインスリンの分泌が増え、中性脂肪が溜まりやすくなりますので確実に太ります(インスリンの作用で脂肪細胞が糖を取り込むため)。

　これは極端な組み合わせですが、糖質制限を行っている人でも食べることが出来るメニューも多くあります。例えばモスバーガーで定番のハンバーガー(糖質量32.7g)と「こだわり野菜のサラダL 和風ドレッシング」を食べるとすると糖質量は38.3gになります。これであれば緩い糖質制限食として食べることが出来ます。

　私のお勧めは「モスの菜摘シリーズ」です。糖質量は通常のハンバーガーと比べて少ないです。例えば「モスの菜摘　モス野菜　オーロラソース仕立て」の糖質量は9.6gです。これを４つ食べても緩い糖質制限では大丈夫です。これであれば野菜が付いていますので、サイドメニューのサラダは必要ありません。

[追記]
野菜サラダが期間限定で加わりました。
〇こだわり野菜のサラダL 和風ドレッシング＜減塩タイプ＞
糖質5.6g
〇こだわり野菜のサラダS 和風ドレッシング＜減塩タイプ＞
糖質4.7g

１位
バラエティパックＡ(フレンチフライポテト、オニオンフライ)
糖質量157.4g

２位
バラエティパックＢ(フレンチフライポテト、オニオンフライ、チキンナゲットのみ)
糖質127.5g

３位
フレンチフライポテトＬ
糖質51.3g

４位
玄米餅のおしるこ（粒あん）
糖質50.8g

５位
ごちそうサラダ「スモークチキンとにんじん・パプリカのマリネ」(ライ麦パン付き）
糖質39.8g

６位
宇治抹茶あずきシェイク　京都府産抹茶使用
糖質31.4g

７位
フレンチフライポテトＳ
糖質30.7g

８位
やさしい豆乳スイーツ　レアチーズ風
糖質29.4g

９位
オニオンフライ
糖質27.5g

１０位
オニポテ（フレンチフライポテト＆オニオンフライ）
糖質26.4g

１１位
スパイシーチリドッグ
糖質23.5g

１２位
チリドッグ
糖質23.5g

１３位
ホットドッグ
糖質23.2g

１４位
ライ麦パン
糖質23.1g

 

１５位
やさしい豆乳スイーツ　ショコラ
糖質22.3g

 

１６位
モスチキン
糖質17.9g

１７位
コーンスープ　北海道産コーン使用
糖質16.9g

１８位
クラムチャウダー
糖質15.1g

１９位
ごちそうサラダ「スモークチキンとにんじん・パプリカのマリネ」 (ライ麦パンなし）
糖質13.7g

２０位
チキンナゲット 5コ入り
糖質10.7g

２１位
にんじん・パプリカのマリネサラダ(さっぱり和風ドレッシング）
糖質8.3g

２２位
豚汁
糖質2.8g