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糖尿病になってしまい病院で糖質制限を勧められました

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この記事は20代の男性に書いていただきました。
…………..

ある初夏の日に、私は健康診断を受けたのですが、後日その結果を受け取るためにクリニックに行きました。
転職活動中で「面接時に健康診断書を持参してください」と言われたからです。
そのとき勤めていた会社の健康診断とは時期がずれていたうえに、転職活動をこっそり行っていたこともあって、駅前の検査専門クリニックで改めて一通りの検査を受け直したのでした。

会社の健康診断でも肥満や血圧については注意を受けたこともありましたが、まだ二十代、自分がビョーキになるわけない、そんな思いで聞き流していました。
そんな私に、医師は思いもよらない言葉を告げたのです。

「糖尿病の疑いがあります。血液検査をします」

 ……はい? 今糖尿病って言いました?

自分が糖尿病…どこも痛くないのに、糖尿病だって。
ここに至ってもどこか人ごとのように感じられて、実感がわかないまま、採血されて検査医院を後にしました。

血液検査の結果は一週間後に知らされました。

医師は「あなたの状態は糖尿病の定義に当てはまりますね。糖尿病です」と言いましたが、前回糖尿病の疑いがあることを伝えられていたので、前回よりは落ち着いて聞いていました。

さらに医師は
「紹介状を書きますので、今後はそちらに通ってください」
と言いましたが、
そう言われたものの、転職に成功して引っ越してしまった私は紹介先に行くことはありませんでした。
同じ年の秋のことでした。
新しい会社にも慣れ、病気のことがうっすら気にはなっていたものの、何もしないまま半年が過ぎ、再び会社の健康診断の季節がやってきました。

その時には「尿にタンパクが出ていますね。もう一回検査しましょうか」と言われたのですが、「尿にタンパク」って何だろう? このとき、まだ私は何も知らなかったのです。

そのときになって初めて、私は糖尿病の合併症について知りました。
糖尿病の3大合併症に腎臓病・網膜症・神経障害ががあること、腎臓病は人工透析に、網膜症は失明に、神経障害は手足の壊死から切断につながったりすることがあると…。
どれもこれも、ひとつとしてなりたくない症状ばかりです。
糖尿病になると、それらが一緒にやってくる。
初めてことの重大さを突き付けられた気分でした。
それは恐怖以外の何物でもありませんでした。

さしあたって心配だったのは腎臓でした。

「タンパクが出ている=既に腎臓が重篤な状態にある可能性もある」

腎臓は血液中にたまった老廃物をこしとって尿にします。
洗ったお米をザルにあけたのを想像してください。
正常なざるなら水だけが流れてお米が残りますが、糖尿によって壊れたザル(腎臓)では水と一緒にお米まで流れてしまいます。
このお米が「尿タンパク」なのです。
タンパクが出ているとは、腎臓が壊れかかっている可能性を示唆しているのです。

私は近くの病院を調べ、職場と駅の中間ほどにあるクリニックを見つけました。
HPによると院長の専門は内科の中でも糖尿病と腎臓病とあります。
加えて、それまでとは違ったアプローチの食事療法である「糖質制限」を取り入れている──当時はまだ珍しかったのです──ことも、私がその先生を頼むきっかけとなりました。

「あ~これは立派な糖尿病ですね」

先生は私の持参した血液検査の結果を見て言いました。
しかし半年経っています。
改めて血液検査をしたところ──このクリニックには検査の機械があるのですぐに結果が出ます──かなり数値が改善していること、腎機能も落ちていないことが分かりました。

「かなり良くなってますね。何かされました?」
「甘い飲み物を飲まなくなりました」

私はかつて、ミルクティや炭酸飲料をバカバカ飲んでいましたが、糖尿病の診断を受けてから手が伸びなくなりました。
そういう話をすると、先生は言いました。

「今も数値は正常とは言えないので糖尿病ですが、インスリンも出ているし、糖質を制限すればさらに改善するでしょう」

糖質制限も極端なものから緩やかなものまでいろいろありますが、先生が私の状態から判断したのが「夜だけ糖質を抜く」というかなり緩やかなタイプです。
医師は
「朝と昼は糖質を通常通り摂ってもいいですが、運動をして消化してください。夜は完全に糖質を抜いてください。これである程度、血糖値の上昇を抑えることができます」と言いました。
それからは夜だけ、お米とパンなどの炭水化物は完全に抜いています。
味付けも一切砂糖を使わず、醤油ベースの料理に徹しています。
外食では昼夜に関わらず、肉と野菜を多く食べ、ご飯や麺類は控えます。
簡単でしょう?
実際に簡単でした。
いわゆる糖尿病食・カロリー制限食では、カロリーがどうとか、単位がどうとか手間のかかる計算ばかりで、とてもできないと思っていました。
それがこんなに簡単だったなんて!
今でも緩やかな糖質制限と運動だけで、糖尿病のコントロールを続けています。
体重は3キロほどしか減っていませんが、3食のうち2食糖質を抜けばもっと落ちると思います。

[参考記事]
「肉、卵、チーズ、野菜を意識した糖質制限で5キロのダイエット」

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