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糖質制限をすると体温が低くなるの(低体温)?

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臓器、脳、筋肉などの部位は寝ていても動いていますが、これはつまり、何もしなくてもエネルギーを消費していることを意味します。
これを「基礎代謝」といいます。

この基礎代謝で使うエネルギー(熱量)の7割ほどは筋肉、肝臓、腎臓、脳で使われています

この基礎代謝が高い人は体温が高く、基礎代謝が低い人は体温が人が多いですが、糖質制限食を食べている人は基礎代謝が高い人が多いです。
理由は糖新生が基礎代謝を高めるからです(参考記事「糖質制限の理解で必要なケトン体と糖新生とは」)。
糖新生とは肝臓で中性脂肪からブドウ糖を生み出す仕組みですが、このお蔭で肝臓の機能が活性化し、エネルギーが多く消費される=基礎代謝が高まるという訳です。
実は基礎代謝の中で一番エネルギー消費が多いのが肝臓なのです。
基礎代謝の約30%が肝臓です。
このように糖質制限食は基礎代謝を高めますので、低体温になることはまずありません。

また、基礎代謝の他に「食事誘発性熱産生」と呼ばれている熱量があります。
ご飯を食べて後には体がポカポカしますが、これは食べ物が熱に変わることで体が温かくなるからです。
これが食事誘発性熱産生です。
この食事誘発性熱産生は消費されるエネルギー(熱量)の1割ほどを占めています(基礎代謝は消費される熱量の7割を占める)。
つまり「基礎代謝(7割)+食事誘発性熱産生(1割)+動くときに消費される熱(2割)」が人間が消費するエネルギー(熱量)の総量です。
では三大栄養素で生み出される食事誘発性熱産生はどれくらいなのか。

タンパク質は100キロカロリー中30%、

糖質は100キロカロリー中6%

脂質は100キロカロリー中4%

食事誘発性熱産生でどれくらいエネルギーを消費するかは栄養素の種類によって異なります。
たんぱく質のみを摂取したときは摂取エネルギーの約30%、糖質のみの場合は約6%、脂質のみの場合は約4%で、通常の食事はこれらの混合なので約10%程度になります。
食事をした後、身体が暖かくなるのはこの食事誘発性熱産生によるものです。

厚生労働省の「eヘルスネット」より引用

糖質制限食のタンパク質の割合は約35%と高く、一般の食事と比べて食事誘発性熱産生による熱量が生み出される割合が高いです。
ですので、食事誘発性熱産生の理由からも糖質制限食を食べて低体温になる可能性は低いと言えます。

以上の理由から糖質制限食を正しく実践していれば低体温なることはあり得ません。
実際、糖質制限を実践している私の体温は37度前後です(私の場合には糖質制限に加えて、筋力トレーニングも行っているので、普通の人よりも基礎代謝は高い)。
体温が高いと免疫細胞が活性化し、病気に対する抵抗力を強めますので、35度代の低体温は万病の元とも言えるでしょう。

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ごく稀に糖質制限食を食べていても低体温の人がいますが、これらの人たちはカロリー不足のケースが多いです。
つまり、肉や魚を食べすぎると体に良くないと刷り込まれているため、糖質制限食を実践しているけれども野菜ばかりを多く食べてしまう人達です。
そうすると摂取カロリーが少ないため、生み出されるエネルギーも必然的に小さくなります。
これさえ気を付けて、糖質制限を行っていても低体温になることはありません。

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