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炭水化物はなぜ太るか

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このサイトでは炭水化物がなぜ太るのかを何回も説明してきましたが、理解できていない人が多いのでもう一度復習してみましょう。

一般の人は「炭水化物は糖質そのもの」ということが分かっていませんので、太る原因を肉などの脂質に求めてしまいます。

ですので、ダイエットをする場合、肉を食べないようにするわけですが、一番の天敵は炭水化物です。

では「なぜ炭水化物を摂ると太るのか」を海外の実験をふまえて説明していきます。

大きな理由は糖質(炭水化物)が血糖値を上げるからです

ご飯、うどん、パンなどに含まれている炭水化物自体は概して高カロリーということはありません。

炭水化物のカロリーは1g当たり4キロカロリー

タンパク質のカロリーも1g当たり4キロカロリー

脂質のカロリーは1g当たり9キロカロリー

ですので、カロリーから言えば脂質の方が高いです。

しかし、減量効果が高いのは「カロリーが低い炭水化物」より「カロリーが高い脂質」であることはイスラエルの実験(全部で322人)で判明しています。

この実験では糖質制限食(カロリー制限なしで高脂質食)と低脂質食(カロリー制限あり)を較べているのですが、糖質制限食の方が痩せるという結果が出ています。

約700日での減量結果は

糖質制限食(高脂質食)はマイナス4.7キロ

低脂質食はマイナス2.9キロ

糖質制限食はカロリー制限なしの高脂肪食であるにも関わらず、カロリー制限している低脂質食より体重の減量効果が高かったという結果になっています。

なぜ、低脂質食(炭水化物もOK)の方が効果が低かったのか。

それは炭水化物が血糖値を上げてしまうからです。

血糖値が上がると体内でインスリンが分泌され血糖値を下げるのですが、同時に余った糖質を体脂肪として溜め込む機序が働きます。

それに対して糖質制限食は糖質の比率が全体の12%ほどに制限されているので、インスリンの分泌が緩やかになります。

糖質制限食を食べてインスリンが多少分泌されたとしても、食べ物由来のブドウ糖の量が少ないため、ブドウ糖を中性脂肪として蓄えるプロセスに至ることはありません。

さらには糖質制限の場合は糖新生を行なう際にたくさんのエネルギーを使うため、例え肉のような高カロリーを摂ったとしても太りにくくなります(糖新生の仕組みは以下の文を参考に)。

糖質を60%摂る食事の場合、炭水化物(糖質)を胃や腸でブドウ糖に分解して、それを脳などを動かすエネルギー源としているのですが、糖質制限食の場合は食べ物から供給される炭水化物(糖質)が少ないので、糖新生というシステムでブドウ糖を作り出します。

糖新生とは「筋肉などのタンパク質」や「中性脂肪」などを分解してブドウ糖を生み出す仕組みです。

「炭水化物を抜くと筋肉は落ちるのか」より引用

■問題は炭水化物依存症

太るなら摂らなければよい、そう思うのが当然ですが、これがなかなか簡単にはいきません。

ためにしご飯やパンなど炭水化物の食品を摂らずにいて下さい。

きっと2、3日で渇望するようになります。

私達は知らない間に炭水化物中毒、依存症になっています。

経験者の話ではいくら肉を食べてもやはりご飯も食べないと満足できないといいます。

「肉を好きなだけ食べられる」と聞いて「それなら簡単」と思う人が多いでしょうが、炭水化物依存症である現代人は断ち切るのがとても難しいということは覚えておきましょう。

[参考記事]

「炭水化物は中毒性を持っている」

「炭水化物は脳に快感をもたらす中毒物質」

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