味噌の糖質は
日本食には味噌汁が付きものですが、糖質制限食では食べられるのか。味噌は米味噌、麦味噌、豆味噌、調合味噌に分けることが出来ますが、それぞれ糖質の量は違います。
米味噌の糖質は
甘みそ…味噌汁1杯分(10g)で3.2g
淡色辛みそ…味噌汁1杯分(10g)で 1.6g
赤色辛みそ…味噌汁1杯分(10g)で1.7g
麦味噌の糖質は味噌汁1杯分(10g)で2.3g
豆味噌の糖質は味噌汁1杯分(10g)で0.8g
調合味噌の糖質は味噌汁1杯分(10g)で3.8g
一番糖質が多いのが調合味噌ですが、調合味噌は米味噌と麦味噌のように異なる2つの味噌を混ぜ合わせたものです。
味噌汁の糖質は
味噌汁一杯分の味噌は約10gですが、これに具を入れるとどれくらいの糖質量になるのか。もちろん、具の量によって糖質量は変わりますので、あくまで平均的な糖質量です。
〇「豆腐、ワカメ、ネギ、昆布だし、赤色辛みそ」の味噌汁は糖質3.4g。
〇「シジミ、かつおだし、赤色辛みそ」の味噌汁は糖質2.7g。
〇「大根、豆腐、ねぎ、かつおだし、赤色辛みそ」の味噌汁は糖質5.5g。
〇「カボチャ、玉ねぎ、かつおだし、赤色辛みそ」の味噌汁は糖質10g。
味噌汁は総じて糖質は低いですが、最後のカボチャ入りの味噌汁だけは別です。カボチャの糖質は100g当たり17gありますので、糖質制限ではNG食品です。
まとめ
味噌汁と言えばお米が合いますが、糖質制限食ではお米をそんなに多くは食べることが出来ません。お米を小茶碗1杯(100g)食べると37g、普通茶碗(150g)で55gほどの糖質を摂ることになりますので、量を減らす必要が出てきます。
ですので、糖質制限で味噌汁を食べる場合には野菜や海藻入りのスープのような感覚で飲めばいいと思っています。どうしても、味噌汁とお米をセットに考えてしまいますが、その考えをいったんリセットしてください。
腸の博士で有名な藤田紘一郎先生は味噌は腸の環境にとても有効だと言っていますので、食べないのはもったいないです。
[参考記事]
味噌汁に入れていい野菜かどうかは「糖質制限食で食べてもいい野菜、ダメな野菜」を参考にしてください。