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妊娠中の太りすぎを医師に指摘され糖質制限を開始。2か月で4キロ減

 

この記事は20代の女性に書いていただきました。

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■きっかけ

 当時、23歳(女・妊娠6ヶ月)、身長148センチ、体重は58キロ。ある日、いつものように妊婦健診に行くとお医者さんから、以下の指摘を受けました。

 「6ヶ月で11キロも太っているね。このままだと、母子共に危険があるのでダイエットしてください」

 それは、今までダイエットとは無縁の生活を送っていた私にとっては、衝撃の一言でした。普通、妊婦は10か月の間で、妊娠前の体重にもよりますが、8~12キロ増えるのが普通であるとのこと。私の身長などの体の大きさを考えると太り過ぎだとの指摘を受けたのです。

 過激な運動もできない私にとって、食事管理でダイエットをする方法しかありませんでした。しかし、妊娠中のため絶食は絶対不可。そのため、たまたまTVで見た、「糖質制限ダイエット」を始めることになりました。糖質制限で妊婦さんの健康管理をしている宗田マタニティクリニックのような病院もあり、安心して取り組むことができました。

■食事について

 妊婦にとって、ストレスと栄養不足は大敵。そして、パンもコメも大好きな私にとって、厳しい糖質制限は無理であると考えました。そこで「ストレスをためることなく、栄養たっぷりの食事」をモットーに、緩い糖質制限ダイエットを始めました。

 具体的なメニューは以下の通りです。
 
 朝:大豆パンやブランパンなど糖質制限パン・目玉焼き・季節のフルーツ

 昼:好きなものを食べる(糖質なんて気にしない!)

 夜:納豆(タンパク質)・ひじき(鉄分)・蒸野菜や野菜スープ(ビタミン)・鶏肉(週3)/魚(週2)/豚肉(週2)
 
 朝食は妊娠をしてからはパン以外を受け付けなくなりました。そこで、糖質が1つ2.2gのブランパンを3つ食べるようにしました。合計の糖質量が6.6gですので、お米を小茶碗1杯(お米100gで糖質37gくらい)食べるよりも相当少ないです。さらに通常の食パンであれば、6枚カット2枚で糖質が約53gあり、糖質制限で決められている上限値を超えてしまいます。

 そして妊娠中はフルーツを無性に食べたくなったので、朝だけイチゴやグレープフルーツを食べていました。フルーツの果糖は1割くらいしかブドウ糖に変わらず血糖値への影響は他の食品と比べて少ないのです(妊娠すると血糖値が上がりやすくなる)。

[糖質制限食の基準]
〇厳しい糖質制限の1日の糖質摂取量は60g以下(1食20g以下)

〇緩い糖質制限の1日の糖質摂取量は70gから140g(1食23.3gから46.6g)

 また、昼食ですが、妊娠中も仕事をしていた私は、基本外食でした。妊娠中はなかなかストレスを溜めこみやすくなるので、糖質を気にしない食事にしていました。そのため、コメやパスタなど気にせず食事を行い、唯一の息抜きの時間にしていました。

 しかし夜ご飯は、しっかり糖質を制限し、栄養バランスを考えた食事を食べていました。朝や昼に普段食べていない蒸野菜や野菜スープで野菜を摂りました。そして、妊娠中は普段以上に鉄分とたんぱく質を摂取しないといけないため、ひじきと納豆は必ず食べていました。

 加えて、主菜は、鶏肉→魚→豚肉のローテーションで飽きないように心がけました。晩ご飯でどうしても物足りない場合は、野菜に春雨を加えたチャプチェ(下の写真参照)を食べたり、こんにゃくだけ煮たものを食べて、空腹をまぎらわせていました。
 

■何キロ痩せたか

 上記の食事を2か月続けた結果、58キロから54キロまで4キロ体重が落ちました。糖質制限を行っている間でも、赤ちゃんは順調に育っていたので、安心して糖質制限ダイエットを行っていました。

 冒頭にも書いた通り、運動は一切しておりません。というか、妊娠中のため出来ませんでした。強いて言えば、会社への通勤のために家から駅まで歩くことくらいでしょうか(徒歩3分程度ですが笑)。駅から会社までは直結だったため、ほとんど歩いていません。結果、ストレスもなく4キロ痩せたことは、大成功ではないでしょうか。

[参考記事]
「糖質制限で食べてはいけない果物とは?」

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