この記事は30代の男性に、3ヶ月で10キロ痩せた糖質制限の体験談を書いていただきました。朝と昼食のほとんどがコンビニで買った食品です。
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私が糖質制限ダイエットを始めたのは、ウォーキングの大会に出ることになったのがきっかけでした。24時間で100キロ歩く為には、体重を落とさなければ体が持たないことは明らかでした。元々痩せてはいなかったのですが、毎日の暴飲暴食がたたり、当時、34歳で体重は65キロ(身長160センチ)まで増えていました。
大会まで3ヶ月しかなかった為、効率的なダイエット方法を探していたところ、糖質制限に行き着きました。なぜ糖質制限に惹かれたかというと、「お肉が食べられる」ことが一番でした。食べられる量の制限があるカロリー制限のダイエットと違い、糖質制限ではカロリーを減らさなくても大丈夫なのです。食べるのが大好きな私にとってはぴったりのダイエット法でした。
毎日の食事
糖質制限ダイエットは、エネルギーに変わる栄養素の内、糖質を極力減らす食事制限です。糖質とは「炭水化物ー食物繊維」です。炭水化物と言われると、お米、パン、麺類など主食を思い浮かべますが、その他にも糖質をたくさん含む食材は多く存在します。例えば根菜類(特に芋類)・果物・ビール。また、調味料ではソースやケチャップなどにも糖質は多く含まれていますので要注意です。
その代わり、肉・魚・卵・大豆製品・野菜(葉物類)・きのこ・海藻などは好きなだけたっぷりと食べることができます。さらに、お肉や魚、大豆製品に含まれるたんぱく質は積極的に摂っても大丈夫です。
私の場合は、一日の糖質摂取量を80g以下、たんぱく質は50g~100gを目安に食事をしていました。それでは日々の食事の1例を書いてみます。黄色い線が引いてある食材はコンビニで買いました。
朝
・コンソメスープ
・サラダ(ドレッシングは糖質量が多いのでマヨネーズで)
・サラダチキン(100g中に0.3g)
昼
・ローソンのブランパン(2個で4.6g)
・コンビニのサバ塩焼き(糖質0g!!)
・ゆで卵
・ローソンのからあげ君(5個で6.2g)
夜
・キャベツ千切り
・豚の生姜焼き
・豆腐
・納豆
コンビニのサラダチキンやサバの塩焼き等はかなり重宝しました。裏面に炭水化物の量が書いてあるので、一日の糖質量が計算しやすく便利でした。中でもローソンのブランパンは糖質量が2個で4.6gと少ない為、サバサンドにしてよく食べていました。
また、唐揚げが大好きな私にとって、ローソンのからあげクンの糖質量が意外に少ないことに驚きました。唐揚げ等は衣に糖質を多く含むため、衣が薄い商品はそんなに糖質量が高くないです。
お腹が空いた時は
お腹が空いた時は、蒸したさつまいもを食べていました。あれ?さつまいもは芋なので糖質が高いのでは?と思いますが、確かにさつまいもは100gで29gと糖質を多く含みます。
しかし、茹でたさつまいものGI値は44ですので、お米などと比べると30以上低いです。GI値が低いと血糖値が時間をかけて上がっていくので体への負担が少なくて済みます。逆に焼いたさつまいもはGI値が倍くらいに跳ね上がるので要注意です。茹でた方がGI値が低いのは茹でることで糖質が水に溶けだすからです。糖質量が減ることで血糖値への影響がそれだけ軽微になります。
付き合いで外食する時は
外食と聞くとカロリー高そうというイメージですが、そんなことはありません。実は居酒屋でも糖質制限はできるのです。例えば、お刺身や冷奴、サラダ、焼き魚、焼き鳥(塩)、鍋等は問題ありません。
ただ、衣が厚い揚げ物や締めの麺類、「とりあえずビール」は控えましょう。蒸留酒(焼酎やウィスキーなど)は大丈夫です。私は焼酎かハイボールを飲んでいました。
最後に
約3ヶ月上記のようなコンビニ食材での糖質制限生活を続けました。途中で諦めそうになりましたが、無理をしなかったことが功を奏しました。たまには頑張ったご褒美として、甘いものやジャンクな物も食べました。そしてまた、明日から頑張ろうと心に誓うのです。
結果として3ヶ月で10キロの減量に成功しました。おかげで、ウォーキングの大会も無事完走でき、大満足の結果となりました。いったんハードな糖質制限はお休みしていますが、今はゆるやかな糖質制限を続けています。また体重が増えたらやりたいと思います。