日本スターバックスの飲み物の炭水化物の量を調べました。日本スターバックスには栄養成分表がなく苦労しましたが、アメリカ スターバックスのサイトを見ると炭水化物の量が表示されていたので、これを参考にしました。
その前にコーヒーの糖質に関して説明します。ブラックコーヒー100gの中で糖質はたったの0.7gです。食物繊維は0gですので、全く入っていません。ですので炭水化物の総量も0.7g。
※炭水化物0.7g=糖質(0.7g)+食物繊維(0g)
ですので、ブラックコーヒーであれば糖質制限でも飲むことができます。問題はブラック以外のコーヒーの中にどれだけの砂糖が入っているかですが、外食で飲むコーヒーは以下のランキングを見て分かるようにかなり多いです。
例えば「キャラメル フラペチーノ Grande」の炭水化物は66gですが、一番厳しい糖質制限の1日の糖質量(60g)とほぼ同じです。一般の人はこの他にも3食の食事で300gくらいの糖質を摂るわけですので、合計で400gに近い糖質を摂ることになります。
市販のコーヒーの炭水化物もかなり多いです。例えば「ボス ホームエスプレッソ ラテミックス 甘さ控えめ」の炭水化物は65.1gあります。これはスターバックスで一番炭水化物が多い「キャラメル フラペチーノ Grande」とほぼ同じ炭水化物の量です。
ですので、もしコンビニなどでコーヒーを買う場合にはブラックコーヒー限定にしてください。「ジョージア エメラルドマウンテンブレンド ブラック」の炭水化物は1.3gですので、血糖値を気にすることなく安心して飲むことができます。
[参考記事]
「缶コーヒー127種類の炭水化物(糖質)の量を調べた。第1位は」
スターバックスでお勧めのコーヒー
糖質制限を行なっている人がスターバックスでコーヒーを飲む場合にはランキング9位の「エッソプレッソ(炭水化物4g)」から下のメニューを選んだ方がほうがいいです。そうすると以下の4種類の中から選ぶことになります。一番いいのは炭水化物0.7gの「ドリップ コーヒー」です。
①エスプレッソ
炭水化物4g
②エスプレッソ コンパナ
炭水化物4g
③エスプレッソ マキアート
炭水化物3g
④ドリップ コーヒー
炭水化物0.7g
糖質制限食の第一人者 山田悟先生の糖質制限食の基準は3食の食事で60gから120g、オヤツで10g 合計の糖質70gから130gですが、コーヒーをオヤツと同じ感覚で飲めばいいです。ですので、10gほどの糖質はオヤツで摂っても大丈夫ですが、そうすると9位(炭水化物4g)以下のメニューになってくるわけです。
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スタバの飲み物を炭水化物が多い順に並べましたが、スターバックスのメニューの糖質を比較する際の前提条件は
〇サイズはGrande(エスプレッソ以外)
〇アメリカ スターバックスの炭水化物の総量を基準
=>炭水化物は糖質+食物繊維ですが、スタバの栄養成分には食物繊維の量が載っていませんので、炭水化物をすべて糖質とみなしています(しかし、コーヒーには食物繊維は入っていないので「炭水化物イコール糖質」)。
〇日本スターバックスには栄養成分表がありませんので、基準はアメリカ スターバックスの栄養成分になります。ですので、アメリカ スターバックスにはないメニューは除外
①キャラメル フラペチーノ Grande
炭水化物66g(角砂糖16.5個分)
②ホワイト モカ Grande
炭水化物62g(角砂糖15.5個分)
③バニラ クリーム フラペチーノ Grande
炭水化物59g(角砂糖14.8個分)
④コーヒー フラペチーノ Grande
炭水化物50g(角砂糖12.5個分)
⑤チャイ ティー ラテ Grande
炭水化物45g(角砂糖11.3個分)
⑥カフェ モカ Grande
炭水化物44g(角砂糖11個分)
⑦キャラメル マキアート Grande
炭水化物34g(角砂糖16.5個分)
⑧カプチーノ Grande
炭水化物12g(角砂糖3個分)
⑨エスプレッソ
炭水化物4g(角砂糖1個分)
⑩エスプレッソ コンパナ
炭水化物4g(角砂糖1個分)
⑪エスプレッソ マキアート
炭水化物3g(角砂糖0.8個分)
⑫ドリップ コーヒー
炭水化物0.7g(角砂糖0.2個分)