今回は厚揚げの糖質量について説明します。スーパーマーケットで買ってきた「国産厚揚げ」という商品を例に挙げます。
日本食品標準成分表2015年版によると
●木綿豆腐の100g当たりの炭水化物は1.6g、糖質量は1.2g、食物繊維は0.4g
●絹豆腐の100g当たりの炭水化物は2.0g、糖質量は1.7g、食物繊維は0.3g
●厚揚げの100g当たりの炭水化物は0.9g、糖質量は0.2g、食物繊維は0.7g
この商品の栄養成分を見ると「炭水化物6.5g」と書いてあります。1つ当たり170gの重さがあるので、100gで計算し直すと炭水化物は3.8gです。
なぜ、こんなに炭水化物の量が多いのか?原材料を見ると「丸大豆、菜種油、凝固剤」と書いてありますが、普通の豆腐と違う材料は菜種油だけです。「日本食品標準成分表2015年版」が間違えている訳ではないので、他に何か材料が入っているのだろうか?理由は分かりません。
他の企業の厚揚げを見ると「みなさまのお墨付き 焼いてカリッと厚揚げ きぬ」の炭水化物は7.6gありました。原材料も上記とほぼ同じです。
厚揚げと糖質制限
もちろん、家で厚揚げを作る場合には、厳しい糖質制限(1日60g以下の糖質量)で食べても全く問題ありません。ですが、商品になっている厚揚げの場合には「商品により異なる」となります。
緩い糖質制限の場合には、1日140g、1食46gくらいまで糖質を摂ってもいいので、上記の商品を食べても大丈夫です。私は朝に、鶏もも肉200g(糖質0g)、キャベツ200g(糖質3.8g)、上記の厚揚げ1つ(炭水化物6.5g、糖質量は?)、納豆1つ(糖質2.7g)を食べたのですが、合計で13gです。調味料(醤油)を入れても15gくらいです。厳しい糖質制限でもいけますね。
[参考記事]
「ポテトサラダの糖質量は?糖質制限で食べても大丈夫?」