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脂肪肝をきっかけに糖質制限。1か月で4キロ痩せました

 

この記事は30代の男性に書いていただきました。

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肝臓の数値の異常

 会社の健康診断で肝臓の数値の異常が指摘されたので、病院で再検査するとウィルス性肝炎などの疑いは血液検査で晴れてホッとしました。しかし、30代の男性に多く見られる脂肪肝予備軍のような状態であるとの診断をいただきました。

 考えてみるとここ3年間で体重が6キロも増えていました。この時点で37歳(男性)で162㎝59キロ。この体重は特に太っているという訳ではないですが、この3年間で変わったことといえばまず趣味でしていたマラソンに向けたトレーニングを脚の負傷により止めてしまったこと、仕事が忙しく運動不足がちであったこと、仕事の合間の間食が増えていたことです。特に甘いものが好きでコンビニで買っては食べていました。

 今までは、運動やトレーニングをしたりするとすぐに体重が落ちていたので、どこかで「いつかまた運動を始めれば痩せるから大丈夫」と思っていましたが実際はなかなかできずにいました。

 医師の指摘にビビった私は以前の3年前の体重53キロを目指しダイエットする事を決意しました。

糖質制限ダイエットを選んだ理由

 ダイエットを決意したのは良かったのですが、色々なダイエットがある昨今、どれが良いか悩みました。

 以前のように毎日ランニングするのも難しそうだし、ジムに通う時間もない。

 そこで色々インターネットを検索していると「糖質制限ダイエット」が目に付き調べていると自分が全然糖質を気にせず暮らしてきた事に気づかされました。間食で食べていたお菓子や夕飯のお米のおかわりなど….。

 それと脂肪肝の原因は糖質にあるとの医師のサイトの記事を読んで、これは改善の余地があるなと思い糖質制限ダイエットを始める事にしました。期間は1ヶ月の限定です。

脂肪肝の根本要因は、脂質ではなく糖質です。

①糖質を摂取すると血糖値が上昇します。

②血糖値が上昇すると追加分泌のインスリンが大量に分泌されます。

③追加分泌インスリンにより、筋肉細胞の糖輸送体が内部から細胞表面に移動します。

④筋肉細胞の糖輸送体(Glut4)により血液中のブドウ糖は細胞内に取り込まれます。

⑤まずエネルギー源として利用し、次いでグリコーゲンとして筋肉中に蓄えます。

⑥筋肉細胞に取り込まれずに、血液中で余ったブドウ糖は全て中性脂肪に変わり、脂肪細胞や肝臓に蓄えられます。

ドクター江部の糖尿病徒然日記より引用

整った環境

 糖質制限ダイエットを始めるにあたり、まず間食を見直しました。今までは間食にポテトチップスなどのスナック菓子、チョコレート、菓子パンなどを食べていましたが、どれも糖質の多いものばかり。ですので基本、間食をしないように努力しました。

 それでもやはり昔から甘いものが好きということもありどうしても食べたいというときは糖質オフのチョコレート「カカオ72%チョコレートを1~2粒食べたり、「森永おいしい低糖質プリン」を食べたりしました。

 そして、しょっぱいものを食べたいとときは糖質が低い「イカのあたりめ」を食べました。セブンイレブンの「イカのあたりめ」は1袋0.2gですので、ごく少量です。

 「イカのあたりめ」に限らず、今は、コンビニ・スーパー・ドラッグストアなどでいろいろな低糖質の製品が販売されており非常に環境が整っていて助かりました。

朝昼晩の食事

 糖質制限用の朝昼晩の食事は妻が協力してくれて、朝ごはんは、ローソンで売られている低糖質パン「ブランパン」にハムと卵を挟んだものと紅茶。

 昼ごはんと晩ごはんは、白米(小茶碗1杯)に押し麦を混ぜて炊いたもの、糖質の低い豆腐・肉・野菜中心に食べ、サラダには低糖質のドレッシングやマヨネーズかけて食べました。

 糖質制限ダイエットでは、カロリーより食品の糖質量をみて食べるのでお腹いっぱい食べたい時は肉と野菜を多めに摂っても大丈夫です。ですので、途中で止めそうになることはありませんでした。

 外食に誘われた時が1ヶ月で2度ほどありましたが、食品の糖質はある程度把握していたので、定食屋さんでは刺身定食を選んだり。居酒屋さんではビールは初めの1杯だけにし2杯目からは焼酎にし、つまみは枝豆やサラダ、やきとりを塩でいただいたりと特に場の雰囲気を壊すことなく楽しめました。

1ヶ月でマイナス4キロ

 糖質制限ダイエットを決意して1ヶ月で体重59キロが55キロまで4キロ痩せました。

 毎日朝晩体重計にのる習慣がつき、毎日に0.1キロから多い時で0.3キロくらいづつ減って行き、目標体重の53キロまであと2キロ頑張ろうと思います。

 脂肪肝に関してはあれから調べてもらっていませんが、恐らく正常値近くにはなっているのではいかと期待をしています。

ダイエットして気づいたこと

 ダイエットしてまず気づいたのは、今までの食生活がいかに糖質を摂取しすぎていたかを気づかされました。ここで気づかずに暮らしていっていたら、近いうちに生活習慣病(特に糖尿病)になっていたかもしれなかったので、ホッとしています。

 また、ダイエットまえはポコっとでていたお腹もへこみ、Tシャツやワイシャツもピシッと着られておしゃれを楽しめています。

 これからは腹筋も鍛えて憧れのシックスパックにも挑戦しようかと思っています。

[参考記事]
「糖尿病とインスリンの関係を詳しく解説します」

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