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日本酒の糖質量はどれくらいあるの?

 

 日本酒といえば旭酒造の「獺祭」が日本一有名ですが、すごく美味しいです。私もたまに獺祭のスパーリングを飲んでいますが、病みつきになります。

 なぜ、日本酒が美味しいのか。それは糖質が含まれていて甘いからです。焼酎は糖質が含まれていないので、私は美味しいとは思わないのですが、糖質制限のために仕方なく飲んでいます。

 では日本酒には糖質がどれくらい含まれているのか。

 日本酒は国税の分類では8つに分けることができますが、今回は純米酒、純米大吟醸酒、吟醸酒、本醸造酒の4つの糖質量について説明します。どのように分類をしているのかと言うと「精米歩合」と「アルコールを加えているかどうか」です。「純米」と頭に付いている日本酒はアルコールを後から加えていません。その他の日本酒の種類はアルコールを加えています。

 精米歩合はお米をどれくらい削って使っているかです。例えば吟醸酒の精米歩合は「60%以下」ですが、これはお米を4割以上削ってしまうことを意味します。

 ではそれぞれの糖質量を見ていきましょう。

●純米酒100ml当たりの糖質量は3.6g

●純米大吟醸酒100ml当たりの糖質量は4.1g

●吟醸酒100ml当たりの糖質量は3.6g

●本醸造酒100ml当たりの糖質量は4.5g

 飲み物100ml当たりの糖質量が2.5g以下であれば低糖質の部類に入りますが、日本酒はこれよりも少し多いです。ちなみにビールの100ml当たりの糖質量は3.1gですので、日本酒よりかは若干少ないです。それよりも問題なのが、お酒となると100mlで済むかどうかです。

 例えば写真にある「獺祭」は純米大吟醸酒です。360ml入りですので、14.7gの糖質量を含みます。糖質制限をしている人であればこれを全て飲んでしまうと糖質の摂り過ぎですので、100ml~200mlくらいに抑えましょう。体内でのアルコールを分解する能力から考えて日本酒の場合には200mlくらいが限度ですので、ちょうどいいです。

 これで抑えられる自信がない人は焼酎やウイスキーなどの蒸留酒を飲んでください。蒸留酒であれば糖質量は0gです。しかし、焼酎はアルコール度数が高いので、ほどほどにしておいてください(アルコールの分解から考えると100mくらいlが限度)。

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