今回はヨーグルトのプチダノンの糖質量について書いていきます。プレーンヨーグルトと違って砂糖が入っているので、それなりの糖質量はあります。私が買ってきた商品は以下の苺と桃味のタイプです。
炭水化物の量は苺も桃も9.3gあります。炭水化物は糖質と食物繊維が合わさったものですので(炭水化物=糖質+食物繊維)、通常は「炭水化物=糖質」ではありません。ただ、ヨーグルトには通常食物繊維が入っていないので、「炭水化物=糖質」という公式が成り立ちます。
プチダノンには他にもバニラ味やサクランボ味がありますが、それぞれ9.2gと9.3gですので、ほぼ苺と桃味の炭水化物量と同じです。
ですので、プチダノンの1つ当たりの炭水化物量9.3gープレーンヨーグルトの炭水化物量4g=5.3gが後から加えたの炭水化物量になります。この5.3gのほとんどが砂糖によるものです。苺味の原材料を見てみると乳製品の次に砂糖が書いてありますが、2番目に多く入っているのが砂糖ということです。
先ほどプチダノンの1つ当たりの炭水化物量は9.3gだと書きましたが、原材料を見ると6番目にデキストリンが入っています。これは食物繊維の一種なので、9.3g全てが糖質ではありません。デキストリンがどれだけ入っているが分かりませんが、例えば0.3g入っていれば糖質量は9gになります。
※炭水化物=糖質+食物繊維
【いちご】 乳製品、砂糖、いちご果肉、乳たんぱく、ゼラチン、デキストリン、 増粘剤(加工でんぷん、増粘多糖類)、香料、酸味料、紅麹色素、 乳酸カルシウム : 甘味料(ステビア)
ではプチダノンを糖質制限で食べることができるのか。糖質制限で有名な山田悟先生の基準は「1日の糖質量70gから130g」ですが、オヤツに10g程度の糖質を摂っていいことになっています。この基準に当てはめれば可能です。
ただ、これは健康な人であればいいと思いますが、糖尿病を抱えている人は止めた方がいいです。たった10gの糖質量でも30mgくらいは血糖値は上がってしまいます。糖尿病の人はインスリンの分泌力が低かったり、インスリンが十分分泌されていても効きが悪かったりするので、血糖値が通常の人と比べて大きく上がります。
ですので、糖尿病で糖質制限実践中の人がオヤツを摂る場合にはチーズなど糖質量が少ない物を食べましょう。
[山田悟先生の糖質制限食の基準]
〇3食の食事で糖質60gから120g、オヤツで10g
合計70gから130g
[参考記事]
「糖尿病とはどんな病気か。基準値、合併症、予防など」