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糖質制限をしていると疲れやすいと言っている人に共通する原因

 

この記事は糖質制限を実践している30代の女性に書いていただきました。

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 かれこれ5年ほど前の事になりましょうか、その名をちょくちょく聞くようになっていた糖質制限。流行に乗ったというわけではなかったのですが、ちょうどお腹周りが気になり始めていたこともあって気軽な気持ちでスタートしました。26才の夏の事です。

 ちなみにその頃の私の糖質制限に関する知識と言えば……

1、炭水化物の中の糖質を極力摂らない
炭水化物の中の食物繊維はOK

2、それ以外なら何を食べても良い
というかなり大雑把なものでした。

 俗に言う炭水化物抜きダイエットですね。なんと言ってもご飯、パンなどの炭水化物を減らせば肉や魚はたくさん摂って良いというのが気に入りまして、元々私は呑兵衛で夕食はご飯を食べると言うより酒のつまみを食べるという「飲みメイン」に近かったこともあり、その食生活に抵抗がなかったのも気軽に始められた要因の一つでした。

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困ったらおでん

 意識して糖質制限を始めてからはネットで糖質が多い食品と糖質制限食の糖質上限値について調べて、きちんとそこは守るようにしています。

 朝食で食べていたのは基本的にはゆで卵、サラダ、味噌汁です。変な組み合わせですが、味噌汁は発酵食品で健康にもいいので、ワカメや豆腐を入れて、スープみたいな感覚で食べています。

 特に便秘対策で食物繊維を多く摂りたかったので、サラダとワカメは食べるようにしています。ワカメは意外と値段が張るので、ワカメを買えない場合には野菜を味噌汁に入れています。

 昼は定食屋でご飯抜きの焼肉定食など、なんでもいいからとにかくご飯抜きでガッツリ食べています。ご飯を残すのは提供する側の気持ちを考えると出来ませんので、それなら最初から「ご飯はいりません」と言った方がお互い気分がいいですよね。お店の人にダイエットしていると思われたくないなんて考える必要はありませんよ。

 よく行ってた吉野家でも、牛皿や豚皿というメニューがありますので「ご飯抜き」は可能で、そこに豚汁やサラダなどをつければそこそこのボリュームになったりします。

 ただしこの食べ方は今までよりも払う金額と食欲の満たされ方が比例する方法ではないため、満足いくまで食べようとなると食費が上がりがち。

 そんなとき救世主として現れるのがコンビニのおでんです。大根や卵は当然として、こんにゃくやシラタキなんかも食べ応えもあって腹が膨れるのでよく食べています(もちろん、冬の間だけですが)。ほとんどのおでんの食材は糖質が少ないので、お勧めです。

 そして夕食はケーキなどの甘いもの以外は基本的に何でも食べています。夕食だけは白米も小茶碗1杯食べていますので、これだけでも糖質は40gくらいあります。その他はスーパーで肉を買ってきて焼こうが、魚を買ってきて煮ようが、お惣菜の半額を狙って買い占めようが、もはや居酒屋メニューのようです。

 ですので、厳格に夕食での糖質を計算すると「緩い糖質制限の1食分の糖質上限値」を超えていると思います(緩い糖質制限は1日140gですので、1食で46gくらいです)。しかし、1日のトータルで計算すると140g以内です。

ある意味糖質制限最大の敵現る!!

 ただ、ここで注意が必要なのがビールです。ビールは案外知られてないのですが糖質が多く含まれている糖質制限の天敵です。とは言え糖質制限と言えども完全に糖質を絶つわけではないので極少量なら問題ないのですが、前述したとおり私は呑兵衛です。

 今なら糖質ゼロの発泡酒も多く発売されているのでそれを飲めばいいのでしょうが、当時はまだそのような商品はありませんでした。初めはビールを飲めないなら糖質制限は無理だなと諦めていたのですが、焼酎が糖質ゼロと聞いて計画は何とか継続(笑)そこから酒は焼酎オンリーになりました。

糖質制限の結果…

 とまあ、このような食生活をしていると体重は1か月半から2か月くらいで72kgから68kgへと4kgも減っていて驚きました。ここまで痩せることができましたが、糖質制限をやり始めて1週間は身体に力が入らない感覚や頭がボーっとしている感じがしました。調べてみると「カロリー不足」が原因だったのです。

 糖質制限をやり始める人に多いみたいなのですが、糖質と同時に全体の食べる量を減らしすぎてカロリー不足になっているそうです。カロリーとはエネルギーですから、それからは少しお肉や魚を増やす方向へとシフトする事で次第に身体の変調も無くなり、逆に胃が軽い感覚さえ覚え目覚めは快調。自然に身体の内から健康になっているのを実感しています。

[参考記事]
「[セブンイレブン]おでんの具63種類の糖質ランキング」

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