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私の糖質制限食は1日75gの糖質量ですが7kg痩せた(実例)

 

この記事は糖質制限ダイエットを実践している20代の男性に書いていただきました。

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 巷では、糖質制限ダイエットが流行っていますが、糖質制限と同時に運動を取り入れている人が多いです。スポーツジム「ライザップ」もトレーニングと糖質制限の二段階でダイエット指導を行っています。そこで私は運動せずに糖質制限だけで痩せることができるか試してみました。

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■どのような食事のとり方をしていたか

 糖質制限で白米、うどん、パンなどを全く食べない人がいますが、私はこれは不可能だと初めから判断して一日に一食だけ小茶碗一杯白米を食べていました。

 白米は100gを食べていたので、約37gの糖質を摂っていることになります。ご飯は水分を含んで100gですので、炊く場合には生のお米を約50gで炊いてください。米の量×2.2=炊いた米の重量となります。つまり、炊くと米の重量は2.2倍増えるということです。

 少量炊くだけなので、炊飯器を使うのではなく、遠赤外線が出るお鍋で炊いています。

 うどんは大好きでしたが、かけうどん1食で約60gの糖質を含んでいることを本で調べて分かったので、一切食べていません。「うどん県」を売りにしている香川県の人は糖尿病が多いですが、これはうどんの糖質のせいだということは間違いなさそうです。

 そして、オカズはお肉(週2で魚)、卵、お豆腐、納豆、味噌汁(特にワカメ)が基本です。そして、必ず野菜のサラダもしくは野菜炒め、海藻を食べて、食物繊維の摂取に気を配りました。

 私のある日の食事内容は以下の通りです。
朝 鶏肉とピーマンとキャベツを炒める(ごま油)、納豆

昼 目玉焼き3個、納豆、野菜サラダ(キャベツ)

夜 白米小茶碗一杯、サンマの塩焼き2匹分、味噌汁(ワカメと豆腐)、野菜サラダ(キャベツ)

 炒め物でごま油を使っているのは中部大学の武田邦彦教授が植物油の中で一番安全なのはごま油だと言っていたからです。ちなみにサラダ油を使うと将来認知症になるリスクが高まるそうです。

 私の食事は3食合計しても糖質量100g以下です。詳しく計算してみると
[朝]
鶏肉の糖質0g
ピーマン2個(100g)の糖質2.8g
キャベツ4分の1(400g)の糖質13.6g
納豆1個の糖質2.7g
合計 19.1g

[昼]
目玉焼き3個の糖質は0.6g
納豆1個の糖質2.7g
野菜サラダ(キャベツ200g)の糖質6.8g

合計 10.1g

[夜]
白米小茶碗一杯の糖質は36.8g
サンマの塩焼きの糖質は2匹分の0.2g
味噌汁(ワカメと豆腐)の糖質は2.2g
野菜サラダ(キャベツ200g)の糖質6.8g
合計 46.0g

3食の合計が75.2g

 一番厳しい糖質制限食は1日60g以下ですので、それよりも少し多いくらいです。私は糖尿病でもないですし、そこまでストイックには行ないません。

 私は甘いものが好きなので、ここに糖質15g程度のお菓子が加わります(週3回くらい)。ビスケットで言えば数枚程度です。これを加えても合計90gの糖質量ですので、糖質制限としては合格点です。

■何キロ痩せたのか

 私は身長がそんなに大きくない(160cmくらい)のですが、当時62kgありました。この身長では56kgくらいが標準ですので、6kgほどオーバーしていましたですが、糖質制限ダイエットを始めて7か月くらいで55kgまで落ちました。

 運動は一切していません。運動は買い物に行ったりする時の自転車移動ぐらいです。

 結果はマイナス7キロですので、大成功と言ってもいいのではないでしょうか。

■つらい時期はあるか、どう乗り切ったか

 正直、つらい時期はありました。最初の方はかなり辛かったです。私自身、かなりの甘党でコンビニなどのスイーツを仕事終わりに、毎日買って帰るほどだったからです。

 なぜ、続けることが出来たかということですが、一気にスイーツを止めなかったからです。毎日買っていたのを週3回に、そして週3回を週1回にという感じで段階を踏んで減らしていました。これを、3か月くらい続けると、今週は面倒だから買うの止めとこうという感じで食べなくなります。

 そして、不思議なことに、たまに甘いお菓子を食べることがあるのですが摂取が少量で済むようになりました。やはり、向精神薬や覚せい剤もそうですが、一気に止めると禁断症状が出るといいます(甘いものも古代の時代では薬物と同等だったと聞きます)。ですので、徐々に糖質を減らす私の方法はすごく合理的だったということになります。もちろん、偶然ではなく、狙っていましたよ(笑)

■減量以外に得られたこと3点

[一つ目]

 今でも糖質制限をしていますが、ダイエットという感覚が無くなったということです。全盛期よりは糖質制限を厳格にはやっていませんが、その時の癖で、ジュースを買わない、うどんを食べない、ポテトを食べないなど糖質を摂らない習慣が身に付きました。

[二つ目]

 料理を工夫して作っていたのでオカズのレパートリーが増えました。これは最近食べたし、これも最近食べたというケースが多くなり、色々考えていく中で自然と料理が出来るようになってきました。鶏肉のトマト煮、きのこの豆乳スープなども作れるようになり、立派な主夫になれそうです。

[三つ目]

 出費が減りました。絶えずコンビニのスイーツだけでなくお菓子類が常にストックされていたのですが、そういったものを買わなくなりました。

 よく、糖質制限はエンゲル係数が高く、食費が大変だと聞きますが、私の場合は1食多くても400円くらいでしょうか。ですので1日1200円、1か月36000円ということです。以前はお菓子を毎日数百円分買っていたので、それを考えると食費は減っています。

■まとめ

 私は、糖質制限は効果があると思っているし、メリットはとても多くあると思っています。しかし、一時的なダイエットとして捉えると、その後のリバウンドが大きくなると感じます。大事なのは習慣化することだと思いますので自分ができる範囲で続けていけたらいいと思っています。

[参考記事]
「ライザップで糖質制限とトレーニングをして2ヶ月で7キロ減」

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