炭水化物.com

ブランパンとマンナンごはん使用の糖質制限で6キロ減(2ヶ月)

 

 糖質制限ダイエットを始めたのは、薬の副作用で太ってしまったことがきっかけでした。婦人科系の病気のため、定期的にホルモン剤の注射を受けていた時期があったのですが、その薬剤は病気に優れた効き目がある反面、副作用として「体重増加」がありました。治療が終わった頃には、元々、45キロだった体重が50キロに達してしまっていました(身長は155センチです)。

 ある意味、病気を治すためには仕方のない体重増加だったのですが、病気の治療が終わり、鏡に映った自分を見たとき、その太った姿に愕然としてしまいました。

 何か良いダイエット方法はないものか、と思っていたときに、偶然入ったコンビニで、低糖質のパンが販売されているのを見つけました。それを見て、メディアで取り上げられていた「糖質制限ダイエット」のことを思い出し、これなら私も、手軽に実践することができるのではないかと思い、トライしてみることにしました。

広告

糖質制限中の食事内容

 私の糖質制限食は基本的に、野菜中心にしていましたが、カボチャやとうもろこし、ニンジン、イモ類など糖質を多く含む根菜類は避けるようにしていました。逆に、カロリーが高いと言われているアボカドは、糖質量が少ないため積極的に摂取していました。

 たんぱく質は、豆腐や納豆など一般的にダイエットにふさわしいと言われているものだけではなく、肉類や卵、チーズも積極的に摂取していました。揚げ物は衣に糖質が含まれてしまうため避けていましたが、それ以外の調理法であれば、それほど量は気にせずに食べていました。

 調味料は、糖質(炭水化物)含有量が表示されているものについては、同種の商品を比較して、一番糖質が少ないものを購入するようにしていました。脂質の量は特に気にしていませんでした。

 私は、とてもパンが好きなので、ご飯類や麺類は我慢できても、パンを我慢するのは至難の業でしたが、ローソンで販売されいてた「ブランパン」シリーズのパンを食べることで乗り切ることができました。

 このシリーズは、糖質が低く抑えられているだけではなく、ロールパンなどのプレーンなパンの他、菓子パン類も豊富だったので、パン類が食べたいときは、この商品を利用していました。ハッキリ言って、このシリーズの商品があったからこそ、私のダイエットの成功があったのだと思います。

 糖質制限ダイエットを実践中の食事の例を紹介します。

[朝]
ブランパン(ロールパンタイプを2つ/糖質は1つ当たり2.2g)
(ブランパンには卵やハムを挟んでいます)

豆乳ラテ(無糖)
キャベツときゅうりのサラダ

[昼]
アボカドとシュリンプのサラダ

ゆで卵
チーズ

[夜]
牛フィレステーキ

キノコのソテー
海藻サラダ
たまに「マンナンごはん」(後ほど説明)

外食時の工夫

 私には当時、幼稚園に通ってる娘がいました。休日の外出の際や、ママ友とのランチなど、外食をする機会もそれなりにありましたが、カロリー制限をしなければならない従来のダイエットとは違い、メニューの選び方を工夫さえすれば、全然問題なく外食も楽しめました。

 例えばファミレスなどでは、ビーフやチキンのステーキを単品で注文したり、回転寿司店では、お寿司ではなくお刺身の単品メニューや汁物を中心に食べていました。

 さらにママ友とのランチではビュッフェスタイルのお店に行くことを提案して、たくさんある料理の中から低糖質なメニューをチョイスして食べるなどの工夫をすることで問題はクリアできました。最近は飲食店によっては、低糖質メニューを用意してくれているところもあるので、そのようなお店を選ぶのも良い方法だと思います。

間食がしたくなったとき

 小腹がすいて「おやつが食べたい」と思うことも当然ありました。私の場合は、ナッツやチーズを食べることも多かったのですが、どうしても甘い食品が食べたい時は、ローソンで販売されている、低糖質の菓子パン(ブランパンシリーズ)を食べていました。

 例えば「ブランのあんぱん」や「ブランのドーナツ」を食べていましたが、それぞれの糖質量は13.5gと13.1gです。低糖質といっても他社と比べてですので、絶対量で考えるとそれなりに糖質量はあります。ですので、食べても週に1つくらいでした。

 おかげで、甘いものを食べたい欲求を我慢することなく、糖質制限ダイエットを続けることができました。

糖質制限ダイエットが辛くなったことは・・・

 私の場合、糖質制限ダイエットが辛くなったことはほとんどありませんでした。カロリー制限をやった時は、食べる量の制限があったため途中で辛くなって何度も挫折した経験があるけれど、糖質制限ダイエットは、糖質の摂取さえ気を付ければ量を気にせず食べることができ、空腹感を感じることなく続けることができました。

 低糖質のブランパンの他、低糖質の麺類や、「マンナンごはん」を食べていたので、「炭水化物を多く食べたい」というようなときは、上手に乗り切ることができました。

 「マンナンごはん(140g入り)」の糖質量は1つ33.3gです。通常の白米で糖質量を計算すると51.5gですので、差し引き約20gも糖質量が違います。コンニャクを上手く使ってご飯の糖質量を減らしているわけです。

 コンニャクの100g当たりの糖質量は0.3gですので、肉や魚くらい少ないです。緩い糖質制限では1食46gまでは糖質を摂れるので、「マンナンごはん(140g入り)」と一緒にお肉や野菜を食べたとしてもこの範囲に収まります。私の場合、主に夕食に食べていました。

結果

 私は2ヶ月ほど糖質制限を続けて、50キロだった体重が44キロにまで減りました。合計で6キロ減ったことになります。太ってしまう前の体重は45キロだったため、元々の体重よりもやせることができました。

 この糖質制限ダイエットを実施したのは4年前で、当時の年齢は31歳でした。30歳を過ぎるとダイエットで結果が出にくくなると言われていますが、今まで実践したどのダイエットよりも結果が出ました。ダイエット中にありがちな、栄養不足によるふらつきなどもなく、健康に痩せることができました。

その後

 2ヶ月で6キロ痩せたことで本格的な糖質制限ダイエットは終了しましたが、体型を維持するために、それほどストイックではないけれど、糖質の摂取量には気を付けるようにしています。基本的に、糖質を摂取するのは朝食のみで、昼食と夕食では糖質を控えています。

 お菓子は食べすぎない程度の量を普通に食べているし、外食も普通にしています。オヤツにパンを食べたいときには相変わらずブランパンを食べていますが、「マンナンごはん」はコストの問題で止めました。

 ただ、「少し食べすぎたかな」と感じたときや、外食が続いたようなときは体型を維持するために、1週間程度の短い期間で糖質制限をします。そうすることで無理なく体重の増加を防ぐことができます。

 現在、私は35歳で、糖質制限ダイエットに成功した頃よりも年齢を重ねていますが、44キロを維持できています。油断して、糖質を長期間に渡って大量に摂取してしまうなどしなければ、ほんのちょっと日常生活を気を付けるだけで、体型を維持しやすいのも糖質制限ダイエットの良いところであると感じます。

モバイルバージョンを終了