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豆乳ヨーグルトと普通のヨーグルトの糖質量を比べてみた

 

 今回は豆乳ヨーグルトと普通のヨーグルトの糖質量を比べてみました。

 スーパーに行ったら珍しいヨーグルトがあったので、手に取ってみたら豆乳から作られたヨーグルトでした。名前は「豆乳グルト」ですが、原材料は豆乳のみです。豆乳をTUA4408Lという乳酸菌で発酵させて、ヨーグルトにしています。

 もう一つはお馴染みの「ブルガリアヨーグルト」ですが、もちろん原材料は牛乳です。これをLB81という乳酸菌で発酵させています。

 「豆乳グルト」の味は豆乳そのものですのですので、特に美味しくもなく、不味くもなく…。この後に書きますが、豆乳よりも牛乳の方が糖質が多いですので、通常のヨーグルトの方が甘みがあります。

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2つのヨーグルトの糖質量は

 ではこの2つのヨーグルトの糖質量ですが、今回は炭水化物の量で比較します(糖質量が載っていないため)。

〇「豆乳グルト」100g当たりの炭水化物は1.6g
〇「ブルガリアヨーグルト」100g当たりの炭水化物は4.8g

 1つ全て食べるとすると「豆乳グルト」の炭水化物は6.4g、「ブルガリアヨーグルト」の炭水化物は21.6gということになります。糖質量の差は3倍になります。

 ちなみに「豆乳グルト」には食物繊維が多少は含まれていますので、糖質量は1.6gよりちょっと少なくなります(豆乳には食物繊維が含まれているので、豆乳グルトにも含まれているはず)。また、ブルガリアヨーグルトには食物繊維が含まれていないので、炭水化物の4.8gは糖質量4.8gと言い換えても間違いではありません。

※炭水化物=糖質+食物繊維
※糖質=炭水化物ー食物繊維

 そして、原材料の糖質量も比較してみましょう。「日本食品標準成分表2015年版」を参考にしました。

〇豆乳100g当たりの炭水化物は3.1g(食物繊維0.2g)
〇牛乳100g当たりの炭水化物は4.8g(食物繊維0g)

 豆乳には少しですが食物繊維が含まれていますので、100g当たりの糖質量は2.9gになります。牛乳は食物繊維が含まれていませんので、上記の4.8gはそのまま糖質量と同じです。

 結果は豆乳や「豆乳グルト」の方が糖質量が少ないという結果になります。「豆乳グルト」は1つ食べたとしても6.4gですので、緩い糖質制限ではおやつに1つ食べてしまっても問題はないですが、「ブルガリアヨーグルト」の方は1つ食べてしまうと糖質を摂りすぎてしまうので注意です。

 糖質制限の基本をおさらいしておきますと、緩い糖質制限の1日の糖質量は70gから140g以内、厳しい糖質制限の1日の糖質量は60g以内です。あくまで一例ですが、糖質量の配分を朝40g、昼40g、夜40g、おやつで10gとすると130gになり、「豆乳グルト」を1つくらい食べても問題ありません。

[補足]
 牛乳とヨーグルトの100g当たりの炭水化物の量は同じなのに、豆乳と「豆乳グルト」の場合には炭水化物の量に差があります。この理由は私には分かりませんが、豆乳より「豆乳グルト」の方が糖質が少ないと言えます。

[参考記事]
「糖質入りヨーグルト(固形タイプ)の炭水化物(糖質)の量を調べた」

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