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糖尿病と診断され入院。医師から糖質制限を指導され25キロ減

 

この記事は52歳の男性に書いていただきました。

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 4年前、会社の検診で血糖値が150、ヘモグロピンA1cが9%を超えたことが分かりました。これは「糖尿病型」と判定できる数値です。

 当時、身長175cmで体重100kgでした。多忙な仕事、大盛ご飯でドカ食い、早朝出勤や残業時はコンビニのおにぎりと菓子パンという生活で、厄年過ぎから20kg以上増えていました。

 食べることでストレス解消のはずが、実際は身体も心も重くなる悪循環の繰り返しで、診断後、医師から入院を指示されました。

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■最初は、日常の食生活の改善から

 入院までの2か月、医師から糖質制限の指導を受けました。まずコンビニのおにぎりと菓子パンを止め、スポーツ飲料をお茶に代え、間食のチョコレートを我慢しました。これだけで入院までに4kg痩せ、血糖値などは「糖尿病の境界型の値」まで下がりました。

 入院すると栄養士から、1日2000Kcal以内で野菜は350g以上摂ることを指導され、入院中この条件を満たす制限食で暮らしました。体重は入院の1か月で6kg減り、3か月で10kg減になりました。もちろん糖質カットの食事ですが、内臓数値は正常になり、優等生で退院となりました。

 さて、ここからは自己管理です。

■自己管理の方法

 朝夕は、できるだけ電気・火を使わない料理を工夫しました。もちろん、全く電気・火を使わないという訳ではなく、最小限に抑えたということです。そうすれば米・麺類がメニューから無くなります。

 では何を食べていたのかといえば豆腐、納豆、刺身、野菜、海藻が中心です。肉も食べていますが、週に2回くらいです(肉を料理をする時にはさすがに火は使います)。

 メニューに飽きた場合にはキムチや塩辛などの発酵食品を加えて味のバリエーションを楽しみました。

[朝]
豆腐にワカメ、もやしなどを添え、大根おろしやキムチをかける。

[昼]
家で作ったご飯なし、おかずだけ2倍バージョンの弁当。

[夜]
夏場は、サラダ+冷ややっこ、刺身or
焼き魚(さんまやほっけなど)
冬は鍋の中に野菜や魚or肉を加え、それを大根おろしを使って食べる。

 3時近くになり、お腹が少し減った場合にはどうしていたかといえばパンを食べていました。糖質制限ではパンはダメなのでは?と思う人が多いですが、実は食べることが出来るパンも多数あります。ローソンのブランパンもそうですし、通販で売っている大豆粉やふすまを使ったパンも糖質が少ないです。

 そして、1日に3杯ほどブラックコーヒーを飲みました。ドリップ式のものにゆっくりお湯を注ぐ形式ですが、夏はこれに氷を入れてアイスコーヒーにします。本当は緑茶やウーロン茶などのお茶系(糖質は0g)がいいのですが、ブラックコーヒー(糖質は1杯1gほど)も糖質が少ないですので、好んで飲んでいました。

■生涯、糖質制限を続けなければならない人間に必要なこと

 糖質制限の敵は、糖質制限自体がストレスになることです。そこで日常はストイックに頑張りますが、月に1~2日は「解禁日」を設け、通常のパンや蕎麦を食べて心を解放しています。おもいっきり食べたいという思いが周期的にやってくるからです。

 このような感じで糖質制限を行なっていますが、退院から2年で25kg減りました。続けることができたのは、私の体重減の効果だけではなく、子供のアトピーまで治っていったことです。

 ですので、妻は張り切って糖質の管理をし、家族ぐるみで糖質制限を行なえたことが大きかったです。一人だけ違うメニューで食事をしていたら断念していたと思います。私も家族も健康になって医療費も下がり、家族が明るくなりました。そんなわけで、糖質制限生活を続けていくことは、今や私より家族の方が熱心です。

[参考記事]
「妊娠糖尿病と診断され、栄養士の指導の元に糖質制限を実践」

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