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カロリー制限食を実践する難しさを栄養士が語る

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この記事は栄養士の方に書いていただいています。
カロリー制限食とは何かを知ることは糖質制限食を実践している人でも役に立ちます。

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前回「糖質制限食と対で語られるカロリー制限食を知っておこう」では、カロリー制限食の目的や、基本的な概要について説明してきました。
ここからは、さらにカロリー制限食についての理解を深めていきましょう。

カロリー制限食の進め方と注意点

どのような栄養成分のカロリーが高いのかというと、やはり糖質や脂質が最初にあげられるでしょう。
糖質とは、白米やパンや麺類など炭水化物にあたる食材に多く含まれます。
また、アルコール飲料にも糖質は多く含まれている為、アルコール好きの方はいとも簡単に糖質をしっかり摂取してしまっているわけですね。
カロリー制限食で摂る一番多い栄養素は糖質です。
糖質が全体の60%を占めています。
それに対して脂質は20%です。
脂質が多く含まれる食材としては、ナッツ類、バターやマーガリン、チョコレートなどがあります。
脂質の摂取は調理法によっても大きく左右され、油の吸収率が断然高い揚げ物は、やはりカロリーの高い王道料理でもあります。

カロリー制限食において、優先的にコントロールすべきなのは、まず全体の60%を占める糖質でしょう。
これは、体内の消化吸収の仕組みとして、栄養成分の中でも糖質が優先的にカロリーとして変換される為です。
ですから、実践方法としては、今まで摂取していたご飯やパンなどの主食の量を減らすことが挙げられます。
ストイックに実践する必要性がある場合は、主食を抜くという方法もありますが、一日で全く主食を取らないのはカロリー制限の観点からはオススメできません。
主食を全て抜くと糖質制限食になってしまうからです(糖質制限が悪いと言っている訳ではありません)。
カロリー制限食は糖質から主にエネルギーを作り、糖質制限食は糖質以外から主にエネルギーを作りますが、どちらの食事法がいいのかは一概には判断できません。

カロリー制限食で主食を制限する場合は、それぞれの食事の際に量を調整する、もしくは、三食のうち夕食だけ抜く、などが良いでしょう。
また、気づいたらついつい摂り過ぎてしまっている…というパターンになりがちな「アルコール」や「おやつ類」を控えることは、まさにカロリー制限への近道です。
いきなり摂取を断つというくらいの覚悟があり持続出来れば良いですが、リバウンドしては元も子もないので、まずは摂取頻度を減らしたり、ダラダラ食べ飲みを控える、ということを継続していくだけでも成果は徐々に表れてくるでしょう。

カロリー制限食の難しさ

これまで、カロリー制限食についての知識や進め方を説明してきましたが、いざカロリー制限食を実践しようとすると、様々な難しい点が出てくるのも事実です。
これまでの食生活を変える、まして、量を減らしたり好きな物を控えるという制限がかけられること自体にストレスが溜まってしまうことは否めないでしょう。
食事量を減らすと、当然、慣れないうちは空腹感が満たされずに食欲を抑えることに苦労もします。
また、好きな物の摂取をコントロールすることは、自分自身の中の欲求との戦いでもあります。
日々の仕事や私生活での様々なパフォーマンスを下げずに、これまで述べてきたような食事制限を、自分自身の管理下で、一時的ではなく継続していくというのは何といっても強い意志が必要かもしれません。

カロリー制限食を実践したのち、体が応え始めるとモチベーションも上がるというものですが、体の反応はもちろん人それぞれ違います。
期待していたような成果がなかなか表れなかったり、逆に体重が増えてしまったりなど、実践方法において何が足りないのか、間違っているのかが分からなければ、食事制限を続けていくのも困難になっていくものです。

また、カロリー制限食は、カロリーの高い食材や料理を制限したからといって、単純に体重が減るという結果だけが表れるわけではないのです。
食事から摂取している様々な栄養素は単体で、人間の身体機能を担う栄養成分の素となっていくのではなく、それぞれの相互関係によって体内に消化吸収されて機能していくのです。

違う面からカロリー制限食を実践する難しさを見ていくと計算することが面倒だということです。
糖尿病になると病院からカロリー制限食を指導されるケースが多いですが、カロリーの計算が面倒で続かないという人もかなりいることも事実です。

まとめ

カロリー制限食を行う前に、まずは自分自身の食生活を改めて振り返ってみましょう。
そして、自分自身の生活スタイルなどと照らし合わせてみた時に、明らかに摂取過多と思える部分については無理のない程度で軽減する努力をしてみることです。
そうして、過剰と不足気味な部分を徐々に調整していくことで、自分自身に適した食事量のバランスが見えてくるはずです。
必要以上に痩せる必要はなく、あくまでも、健康を維持していく為に自分の体型や生活スタイルに適した食事を続けることが大切なのです。

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